小米(シャオミ)がインドでスマホの自動販売機による販売スタート!急拡大するインドスマホ市場!

5/15、小米(シャオミ)がインドを代表するIT都市バンガロールのマンヤタ(Manyata)テクノロジーパーク内でオフライン販路拡大のためスマホ用の自動販売機「Mi Express」による販売をスタートした。「Mi Express」では、Y3、6A、Note7などの小米(シャオミ)スマホやアクセサリーを含め200程度の在庫が格納されているという。ユーザーはQRコード決済、現金、デビットカード、クレジットカードなどを活用し購入できる仕組みである。

 

小米(シャオミ)がインドのバンガロールでスマホの自動販売機「Mi Express」販売をスタート!

5/15、小米(シャオミ)は、インドのバンガロールのマンヤタ(Manyata)テクノロジーパーク内にインドで最初となるスマホの自動販売機「Mi Express」をスタートさせた。「Mi Express」は、今後数ヶ月のうちに大都市の地下鉄駅、空港、ショッピングモールなど、公共の場で設置が拡大される予定だという。従来、インドは重大な治安問題があり、スマホの自動販売機はおろかジュースの自動販売機でさえ、なかなか普及していない。今回の「Mi Express」の上部には360度対応の監視用防犯カメラが設置されており、窃盗や破壊行為に対する防犯対策が取られているというが、果たして、インド市場でオフラインでの販売網を拡大したいという小米(シャオミ)の思惑通りに進むのか注目である。

(写真は小米CEOレイジュンのWeiboより)

 

インドのスマホ市場は、各国のスマホメーカーが市場シェアをめぐり激戦!

良い機会なので、インドのスマホ市場について少し考察しておきたい。IDCが公表した資料によると、インドスマホ市場は2019年第1四半期も対前年比7%の成長を示し、市場拡大が加速していることがわかる。IDC公表データによれば、2019年第1四半期のインドのスマホ市場の出荷台数は3,210万台(前年同期比7.1%増)に達し、その中でも手頃な価格帯である小米(シャオミ)スマホは、980万台の出荷台数を誇り、堂々第1位(30.6%の市場シェア)にランクされ、6年連続の1位となっている。ちなみにトップ5を見ると、Vivoが13%(前年同期比108.4%増)で3位、Oppoが7.6%(前年同期比9.7%増)で4位、Realmeが6.0% (新規参入のため比較なし)で5位となっており、トップ5社のうち4社が中華系スマホメーカーが占め、2位に韓国のサムスンがかろうじてランクインしている点は非常に面白い。

(写真: IDCが公表した2019年第一四半期のインド市場スマホのシェアランキング)

 

インド初のアップルストアがオープン?インドでもミドル価格帯のスマホが人気!

実は、アップルと華為(ファーウェイ)の2大スマホメーカーがインド市場でトップ5に入っていない点もインドのスマホ市場の特徴である。インド市場では、安価な価格帯のスマホが人気であり、ハイエンドであるアップルとファーウェイのスマホ販売台数が伸びず、両社ともインド市場では苦戦している。しかし、IDCが公表するインドのスマホの平均購買価格(2019年第1四半期)は、1台あたり161ドルと3.3%上昇し、インド市場でもミドルレンジ価格帯のスマホ製品の販売台数が伸びているのである。

こうした背景を受けて、アップル社もインド初のアップルストアのオープンに向け、インド政府との交渉、候補地の選定を具体化していると伝えられている。インド初のアップルストアの有力候補地には、ムンバイ、バンガロール、ニューデリーなどが挙げられており、数週間以内にも正式に発表されるのではないかと噂されている。現在、インドのiPhone販売台数は100万台以下(市場シェア1%以下)にとどまっており、高額な価格帯やインド製造されていないことによる高関税がインドのユーザーに敬遠されてきた。しかし、アップル社は現在、iPhone SE、iPhone 6sモデルなどのいくつかのiPhone製造をインド国内で行なっており、さらに今後の米中貿易戦争の行方次第では、中国で製造されているiPhone製品がインド国内での製造へシフトされ、関税なく低価格でインドのユーザーに提供されていくことも十分に考えられる。

インド市場をめぐるスマホメーカーの競争は非常に面白い局面に入りつつあることは間違いなさそうである。

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