動揺する証券市場!世界時価総額ランキングトップ10まとめ(2018年11月末現在)

年初まで好調であった証券市場であるが米中貿易戦争などの影響でブルマーケットからベアマーケットに一気に移行した印象だ。2018年11月末時点の世界時価総額ランキングをまとめると同時に、最近問題となった京東(ジンドン)やZTEなど中国企業の株価動向も整理してみたい。

 

グローバル時価総額ランキングトップ10 (2018年11月末時点)

GloTechTrends(グロテックトレンド)では、定期的にグローバル時価総額ランキングトップ10のまとめ記事を記載している。

参考記事:アリババとテンセントの証券市場における位置づけ、時価総額ランキング 

 

グローバル時価総額ランキングトップ10(2018年11月末現在)

2018年11月末時点でのグローバル時価総額ランキングでは、首位の座はアップルからマイクロソフトと変更され、アップルやAmazonやFacebookの下落とは対処的にマイクロソフトが好調を維持しているのが印象的である。マイクロソフトはこの1年間で30%以上時価総額を上昇させたことになる。

参考チャート Microsoft ヤフーファイナンスより

参考チャート Facebook ヤフーファイナンスより

参考チャート Apple ヤフーファイナンスより

参考チャート Amazon  ヤフーファイナンスより

 

中国2大IT企業アリババとテンセントはグローバル時価総額ランキングトップ10 を維持!

年初から中国本土市場と本土市場の株価下落トレンドが続いているが、中国2大IT企業であるアリババとテンセントは、グローバル時価総額ランキングトップ10を堅持している。テンセントは中国国内のゲーム規制の影響で、トップ10から陥落する場面も見られたが、現在は再びトップ10に返り咲きを果たしている。ただ、両社とも最高値の株価から25%程度下落しており、世界中の株式市場が低迷する中でなんとかトップ10を維持した印象である。

参考チャート Alibaba  ヤフーファイナンスより

参考チャート Tencent  ヤフーファイナンスより

 

2018年に問題の中心となった中国企業(ZTE、京東)の株価動向 まとめ 

12/5、カナダ司法省がHuawei(ファーウェイ)の最高財務責任者(CFO)である孟晩舟(Wanzhou Meng)氏がバンクーバーで逮捕された。幸か不幸か、Huawei(ファーウェイ)は経営戦略として、非上場企業を選択しているため、証券市場における株価動向には左右されない。

ところが、Huawei(ファーウェイ)と同様に米国からイランへ通信関連設備を違法輸出したとして制裁対象となったZTE(中興通訊)は、上場企業であるため、企業価値に深刻な影響を与えている。2018年4月に事件が発覚し、6月には米商務省への罰金(10億ドル)支払いや経営陣の刷新などが確定したが、依然として経営危機が続いている状況といえる。現在は、少し落ち着きを取り戻しているものの、制裁前の株価から1時期は60%以上の暴落となり緊迫状況となった。

参考チャート ZTE  ヤフーファイナンスより

また、中国第2位のEコマース運営企業である京東商城(JDドット・コム)の劉強東(CEO)は、8/31米ミネソタ州で女性に性的暴行を加えたとして逮捕されている。不明瞭な部分も多く、翌日保釈金なしで釈放され劉強東(CEO)は北京に戻っている。起訴されなかった為、公判で真実が明らかにされることはなかったのが非常に残念だ。果たして真実はどこにあったのだろうか。

参考チャート 京東  ヤフーファイナンスより

GloTechTrends(グロテックトレンド)としては、定期的にグローバル時価総額ランキングを掲載していく予定である。米中貿易戦争は、短期的に決着する様子はなく、長期的に続く可能性がありそうだ。証券市場にも大きなインパクトを与えることは確実であり、証券市場は極めて緊迫した状態になったと言えるだろう。

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