GoJek(ゴジェック)がVisaと戦略的提携を発表!東南アジア市場でGrab(グラブ)と激突へ!

インドネシアを代表するメガコーン企業GoJek(ゴジェック)が資金調達を活発化させている。7/8には三菱商事、三菱自動車、三菱UFJリースなどの日本勢からの出資(金額未公表)を公表していたが、7/17にはVisaからの出資を受け入れ戦略的業務提携を発表し、東南アジアでのキャッシュレス事業展開を加速させている。

 

インドネシアのメガコーン「GoJek(ゴジェック)」がVisaと戦略的事業提携!

7/17、GoJek(ゴジェック)はVisaとの間で戦略的提携を発表すると同時に、出資受け入れも発表した。その出資額は明らかにされていないが、この業務提携によって、GoJek(ゴジェック)が推進するモバイル決済「GoPay(ゴーペイ)」とVisa決済サービスが、東南アジア市場において連携することとなる。

写真:GoJek(ゴジェック)アプリより抜粋 GloTechTrends撮影

GoJek(ゴジェック)は、昨年より本国のインドネシア市場だけでなく、シンガポール、タイ、ベトナムの3カ国で新規事業を展開し、Grab同様に東南アジア市場全体への海外進出戦略を積極化させている。7/11には、タイのサイアム商業銀行(Siam Commercial Bank=資産規模タイ3位)からの出資も受け入れ、有力な地場企業との連携も強化している。

さらに、GoJek(ゴジェック)は今年に入り、マレーシア、ミャンマー、カンボジアなどにも進出を表明しており、東南アジア市場において戦略的優位にたつシンガポール拠点の東南アジア最大のライドシェアGrab(グラブ)と本格的激突の様相を呈している。

 

資金調達を加速させるインドネシアのGoJek(ゴジェック)とシンガポールのGrab(グラブ)!

こうした状況下で、GoJek(ゴジェック)とGrab(グラブ)が同時にファイナンスを積極化しているのは合点の行く話であり、今後の両社を巡るファイナンスや業務提携の話題により注目が集まっている。

現在、GoJek(ゴジェック)のFラウンドでは、冒頭に記載した三菱グループ各社の他に、GoogleやJDやTencentなども資金調達に参加しているようだ。対するGrab(グラブ)もHラウンドでの資金調達を継続中であり、ソフトバンクビジョンファンド(SoftBank Vision Fund)から14.6億USD(日本円で1600億円程度)を中心に総額45億USD(日本円で5000億円規模)のファイナンスを実行中だという。

写真:公式サイトより

スーパーアプリ戦略を推進するシンガポールのGrab(グラブ)とインドネシアのGoJek(ゴジェック)を中心に、東南アジアのデジタライゼーションが一気に加速しそうな雰囲気が漂い始めている。

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