マレーシア「Uber」「 Grab 」配車アプリを10月から正式に合法化へ|マレーシア

もはや通常のタクシーよりも配車アプリサービスの方が快適なのは、一度配車アプリを使ったユーザーならば誰もが理解している。2017年10月マレーシアで配車アプリサービスの世界初合法化運用が実施されようとしている。

  • 世界初の配車アプリの合法化 「Grab」「Uber」のドライバーも登録制で白タクから完全に合法サービスへ

マレーシアのナンシー・シュクリ首相府補佐によると、マレーシアが世界で初めて配車アプリサービスが合法化される国になるという。

改正法は2017年10月にも施行される予定で、公共陸運委員会(SPAD)が管轄し、ドライバーは当局への登録が必要となり、所定の研修や発行されるライセンス携帯が必要となる。登録後三年以降は、マレーシアでは一般に不要である車検制度も受ける必要が生じる。

マレーシアでは、最近「Grab」の利用者がレイプされたり、乗客を乗せたドライバーが指定の場所へ向かわず裏路地で停車し、第三者と共謀して強盗まがいのことを行うケースが度々報告され、安全性の対策が必要だと問題視されていた。

今回の法改正では、「Grab」や「Uber」などの運営企業は、アプリ上で緊急連絡SOSボタンを設置を義務つけるなど安全面に考慮した内容となっている。乗客は素行やサービスの悪いドライバーに対して管轄の公共陸運委員会(SPAD)へ苦情を陳情することも可能となった。ドライバーは、審査制であり、素行の悪いドライバーにはライセンス停止などの行政対応が可能となる。

法案は、既に7月末にマレーシアの国会では優越している下院を通過しており施行を待つだけの状態である。街のいたるところに「Grab」や「Uber」の広告があり、ユーザー数も多いマレーシアではようやく経済実態に法律が追いつく形となる。他の国でもマレーシアを追随し合法化される動きが加速されよう。