テンセント(騰訊)第二四半期決算リリース!平均月間給与72700元(日本円で約110万円)に到達!

8/14、中国2大IT企業であるテンセント(騰訊)が第二四半期決算を公表した。売上高が市場予想を下回ったことを市場はネガティブに反応し株価は下落傾向となっている。躍進中のバイトダンスなどの競合他社にテンセントの重要な収益源である広告収入を奪われたためと理由付けられている。当サイトとしては、同時に公表されたテンセントの月間給与水準に注目したい。既に72700元(日本円で約110万円)に達し、年率換算で1300万円を超えかなりの高年俸に達している。

 

平均月間給与72700元(日本円で約110万円)が意味するものとは!

8/14に公表されたテンセントの第2四半期の収益は市場予想を下回るものとなった。香港市場に上場されているテンセント株はこれを受けて3.88%の下落でスタートし、ネガティブな反応を示している。

写真:テンセント株価チャート Yahoofinanceより抜粋

こうしたテンセントの業績をめぐる解説は別の機会に譲るとして、今回の記事では第2四半期決算と同時に公表されたテンセントの最新平均月間給与水準「72,700元」に注目してみたい。

72,700元といえば、直近の中国元安を考慮した為替レート15円で換算しても日本円110万円に達する。単純に12倍した年収換算でも1320万円に達する。しかもこの平均月間給与には2019年度のボーナスは加算されておらず、中国IT企業では当たり前となっているストックオプションなどの業績連動型報酬も加算されていない。今後確定するボーナス支給額によっては、さらに平均給与水準が引き上げられることが十分にありうるし、むしろその可能性の方が高いのである。

参考までにテンセントの2019年第一四半期における平均月間給与水準は70,900元であり、この四半期(三ヶ月)で1800元(日本円で27000円)も増加したこととなる。上昇率にして四半期で2.5%、年率換算すると約1割の年収が平均値として底上げされている計算なのである。

実は、中国で経営者としてビジネス展開している方なら、感覚的に中国人スタッフに支払うべき給料がこの十年間で10倍程度に跳ね上がっているのを体感している。しかしながら、この感覚をなかなか日本の方々と話をしても理解してもらうことが困難なのも事実なのである。

GloTechTrendsが本社を構えるシンガポールの現地人は、もはや中国人を一昔前のイメージのように貧しいと連想する人は誰一人として存在しない。むしろ、若年層を中心に中国人を金持ちの象徴として捉える傾向が強くなっている。スターバックスでコーヒーを飲んでいると、シンガポール人がアリババ、テンセント、ジャック・マーと中国デジタライゼーションの話題を熱く語っているシーンを日常的に見かけるようになってきている。デジタライゼーションのテクノロジー的なトレンドをウォッチすると同時に、テクノロジー企業の報酬水準や人の流れを把握しておくことも重要になっていているのではないだろうか。

Facebook
Twitter
Email
Print