「Amazon GO」を超えるのか?9/24無人コンビニ「Take Go」運営企業「Deepblue Tech」が資金調達に成功、手のひら認証だけで買い物が完結

アプリもスマホも不要のハイエンド無人コンビニ「Take Go」の開発が順調に進んでいる。Amazon Goより凄い技術力なのかもしれない。 数千万元の資金調達に成功しプロモーションビデオも完成した。RFIDタグもスマホもアプリ不要だ。無人コンビニの進化が止まらない。

 

  • 「Take Go」 は、アリババと娃哈哈グループ(中国第1位、世界大5位の飲料品メーカー)とDeepblue Techの3社が共同してビジネス展開。

テクノロジーを担当するDeepblue Techは、娃哈哈グループとアリババと共同で無人コンビニ「TakeGo」を開発し、3年間で10万店舗、10年間で100万店舗の開業を目指すと言う。現在、「TakeGo」営業開始に向けて鋭意技術開発が進められている。根幹をなすテクノロジーは、人工知能の細分化神経ネットワーク、ディープラーニング、機械による視覚技術、生物識別技術、生物ペイメントなどの分野で、人工知能分野の最先端技術を集結して「Take Go」を実現させると言う。

 

今回、プロモーションビデオが公開されそのテクノロジーの一部が明らかとなった。まずは、プロモビデオをご覧いただきたい。

アプリ不要、スマホ不要、手のひら認証で入店し、欲しい商品を選択して、再び手のひら認証で退店すれば、アリペイから自動的に商品代金を引き落としされる仕組みだと言う。

  • ハイエンド無人コンビニ。ユーザーは、店内でセンサーに質問すると、AI技術の仕組みがその質問に答えてくれると言う。

現在、中国では無人コンビニが乱立しており競争が激化している。実は、現在開業している無人コンビの多くは、RFIDタグを活用し、RFIDタグで商品価格などの情報を読み取り、ユーザーの購入商品を特定しキャッシュレス決済する仕組みが主流である。

参考記事:RFIDタグが廉価に製造できる時代へ突入。無人化、キャッシュレス社を促進するか? 深セン|中国

【無人コンビニ時代の到来】第1回 世界中で技術競争 Amazon / Alibaba / Take go

実は、RFIDには多くの問題がある。廉価になったと言っても1タグに付き5角(7円程度)程度のコストがかかる。その上熱や水に弱い為、電子レンジ料理に向いていない。単純にタグを取り付ける作業の機械化にコストがかかる。

ところが「Take Go」は一味違う。RFIDを一切使わず、画像認証でユーザーの購入商品を特定してしまう仕組みである。いわば「Amazon Go」に近いタイプの無人コンビニである。従来のRFIDタグを活用した無人コンビニ勢の雲行きが急速に怪しくなってきたのである。

「TakeGo」では、ユーザーは最初にアリペイのアプリにユーザー登録と言う形で、自分の手のひらを登録し、スマホの番号とアリペイを紐付ける必要がある。その登録だけしてしまえば、次回からは手のひら認証で入店し、好きな商品を選択すれば、画像センサーがどの用品を購入したかを把握して、手のひら認証で退店するときに、自動的に手の持っている商品の合計金額を、アリペイ口座から引き落としてくれるわけである。もはや、決済の為に行列に並ぶ必要もなくなるわけだ。

おまけに音声センサーを通じて商品の質問をすると、人工知能が簡単な質問にその場で回答してくれると言う。

無人コンビニは、もはや異次元レベルの研究開発に突入してしまっているのかもしれない。

日本ではRFIDタグを2025年までに導入してレジの無人化が検討されているが、2025年を待たずしてRFIDタグを必要としない無人コンビニが主流となってしまう可能性さえ感じてしまう。改めて近年のテクノロジー進化のスピードに驚愕する他ない。

 

GlotechTrends(グローバルテクノロジートレンド)としては、今後も無人コンビニに関する最新の情報を皆様に提供していく予定である。