テンセント陣営のOMO店舗「超級物種」(チャオジーウージョン)がドローンデリバリーをスタート!

8/31 テンセントが大株主である「超級物種」(チャオジーウージョン)広州店がドローンデリバリーサービスをスタート。ニューリテール戦略を踏襲する店として初のドローンデリバリーとなる。店舗には2種類合計50台のドローン(積載量500g、5kg)が配備され、店舗から4.5キロ圏の範囲を飛来するようだ。

 

「超級物種」(チャオジーウージョン)は、テンセントが運営する生鮮ニューリテール店舗!

8/31超級物種(チャオジーウージョン)の44店舗目となる広州店において、アリババ陣営含めニューリテール戦略を実演する店舗として初のドローンデリバリー店舗がオープンした。超級物種(チャオジーウージョン)に関しては、以前当サイトでも、実店舗訪問を行いどのような店舗なのか体験レポートをお届けしているので、関心あるからはご覧いただきたい。

参考記事:テンセント陣営OMO店舗「超級物種」(チャオジーウージョン)最新探訪記(杭州店)OMOの可能性

簡単に店舗の説明をすると、アリババ陣営のニューリテール生鮮ストアである盒馬鲜生(ファーマーションシェン)の店舗コンセプトが極めて類似している店舗である。

店内のイケスの中に、ロブスターやカニが泳ぎ、ユーザーが購入した海鮮物はその場で調理され併設されたレストランスペースで出来立ての食事を楽しむことができる。コンセプトが酷似しているだけでなく、海産物の価格も盒馬鲜生(ファーマーションシェン)とほぼ同じであり、超級物種(チャオジーウージョン)が盒馬鲜生(ファーマーションシェン)を意識して設計されたことは一目瞭然である。

  

 

 

「超級物種」(チャオジーウージョン)がアリババに先駆けてドローンデリバリー導入!

アリババが先導してきたニューリテール戦略を模倣していると思えた「超級物種」(チャオジーウージョン)であったが、アリババに先駆けてドローンデリバリーを店舗に導入し、アリババのニューリテール戦略を一歩先に行く作戦に出てきた。

8/31、44店舗目となる「超級物種」(チャオジーウージョン)広州店において、積載量500G用の小型ドローンと積載量5kg用の中型ドローン合計50台が用意され、店舗から4.5KM圏内のドローンデリバリーが開始された。早速、超級物種(チャオジーウージョン)のアプリでオーダープロセスを確認してみると、現時点では従前のオートバイデリバリーか、新しく導入されるドローンデリバリーかの選択は出来ない仕組みのようだ。

以前、杭州にある未来科技城の一角で行われていた(現在休止中)ドローンデリバリーでもそうであったが、ドローンデリバリーは、縦横無尽にユーザーの自宅まで配達できるというものではなく、一定のターミナル駅までの配達を前提としている。今回の超級物種(チャオジーウージョン)のドローンデリバリーも、いくつかのコミュニティーの中にドローン専用のターミナル駅が構築され、ターミナル駅の周辺にサポートスタッフが配置されるのだという。ターミナル駅から最終目的地までのラスト100Mのデリバリーをサポートスタッフが行うようだ。おそらく、現時点ではターミナル駅に近いオーダーのみが、ドロンデリバリーとなるのであろう。

参考記事:「ドリームタウン」でのドローンデリバリーがさらに進化、スタバに加えてKFCも無人配達導入

 

配達時間を40-60%削減し輸送コストを半分に!

8/31から超級物種(チャオジーウージョン)のドローンデリバリーが正式に開始されたようだが、実験として6月から行われていたようだ。実験結果によると、配達時間を10-20程度に短縮することが出来、従前から超級物種(チャオジーウージョン)や盒馬鲜生(ファーマーションシェン)が掲げている3キロ圏内を30分以内という目標を、さらに大幅に短縮しているのだという。ドローンデリバリーを活用することで、配達コストを半分に削減できるという試算もあるようだ。

今回のドローンデリバリーではトラッキングシステムも導入されており、ユーザーは、アプリから自分の荷物がどこにあるかを確認できるのだという。実は、先日、筆者も上海でluckin coffee(瑞幸咖啡)をオーダーした折に、luckin coffee(瑞幸咖啡)のアプリ上からリンクされたデリバリー会社「順豊エクスプレス」が提供するトレッキングシステムを活用して、自分がオーダーしたコーヒーの居場所をリアルタイムで確認できるシステムに驚いたばかりである。ニューリテール周辺の領域が、ますます便利で快適な生活になっており、当面進化がとまりそうもない。

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