放置されるシェア自転車問題に対して、画期的な無人立体駐輪場が投入!?

シェア自転車は中国だけでなく日本を含め世界中で拡大中である。人気の高まりと同時に問題となるのがやはり無断放置に伴う駐輪場問題である。中国で画期的なシェア自転車の無人立体駐輪場が開発されたという。想像以上に革新的かもしれない!?

 

中国政府が8月上旬「シェア自転車の発展と推進に関するガイドライン」を発表し放置自転車の規制強化導入するも根本的な解決に至らず。8月上旬に中国ではシェア自転車の運用を強化するガイドラインが公表された。従来はどこでも乗り捨て可能だったシェア自転車にもとうとう指定された駐輪場にのみ停車しなければならなくなった。

参考記事:「Mobike」本社のある深セン シェア自転車規制発表後のマナーの変化 Mobike/中国

しかし、規制が導入されても相変わらずマナーの悪いユーザーが多く問題が解決されるには程遠い。街並みの清潔さは街のイメージに直結するため、どの行政も未だに頭を悩ませている。

 

⌈首鋼集団が、スマホアプリで自転車を自動駐輪できる無人立体駐輪場システムを開発、来年度にも実用へ⌋

中国で行政が頭を悩まずシェア自転車の駐輪問題に取組む企業があった。

首鋼集団(しょうがんグループ、SHOUGANG) は、ここ数年シェア自転車の駐輪場所に関する調査および効率的なシェア自転車駐輪場の開発に力を入れて来た企業である。

既に画期的なシェア自転車の立体駐輪場を開発し、最終的なテスト段階に突入している。少ないスペースで多くのシェア自転車を駐輪することと、全てのプロセスを無人化するというコンセプトのもとで既に最終段階の実験に突入し来年にも北京で導入される見込みだという。

首鋼集団(しょうがんグループ、SHOUGANG) の開発を担当するCTO肖樹坤は、立体駐車場を活用すればスペースをそれほど使用することなく大量の自転車を駐輪することが実現できるといい、行政からもシェア自転車の駐輪問題を解決するのではと大きな期待が寄せられている。

 

⌈ツリー型立体駐輪場、ある程度人の通行量がある場所や地域コミュニティーに設置⌋

木の形をイメージして、幹を中心に放射状に自転車を駐輪するタイプの立体駐輪場である。ある程度人の流れが確保できる場所や、学校やマンションなどの地域コミュニティーに配置するのに適しているという。出庫する際には、スマホのアプリでシェアしたい自転車の番号を選択すれば、自転車が地上の出庫口まで人を介在せず自動で用意されるという。所用時間はおよそ10秒程度だという。全てスマホから操作を完結する仕組みであるため直接の駐輪場には操作ボタンが備え付けられていないという。入庫の際は、指定の場所に自転車を止め入庫指定をすれば、機会が自動的に空いているスペースに収納してくれる。出庫より簡易で所用時間は7秒だという。

 

⌈タワー立体シェア自転車駐車場 、鉄道駅周辺の人通りが多い場所⌋

また別の立体駐車場も作成している。ツリー型のシェア自転車立体駐輪場よりも一回り大きいタイプである。8M直径の円柱形をしたシェア自転車立体駐輪場であり、5階建の仕様で高さは9Mに及ぶ。全体で200台のシェア自転車を収納が可能である。

この立体駐輪場は、人通りの多い鉄道駅や地下鉄駅の近くあるいは図書館などの公共設備付近に設置することを想定されている。こちらも全自動でシェア自転車の出入庫が可能である。

 

いずれにせよ、こうした立体シェア自転車駐輪場が来年から実験をスタートさせる。まずは北京から開始して他の都市へと拡大していく予定だという。

果たして、中国の町並みからシェア自転車の無断放置は無くなるのであろうか?この試みが成功したらシェア自転車の立体駐輪場もシェア自転車とセットで世界展開できるのかもしれない。立体駐輪場の外観次第では、おしゃれなオブジェとして町並みに調和する可能性もあるかもしれない。

シェア自転車の無断放置問題を解決するため画期的な取り組みになるかもしれない。今後大いに注目したいところである。