深センで開催される第9回IOT国際展示会に訪問、ロボットやスマートホーム関連出展多数|深セン

今回の深セン訪問は8月16日から18日までの3日間で開催される第9回深センのIOT国際展示会(The 9th Shenzhen International Internet of Things Expo)を訪問するのが第一の目的である。今日から始まったIOT国際展示会について、今後三日間に渡り色々な展示品をご紹介したい。

  • 深センとはどんな街。深センは加速度的に発展し続ける怪物都市。

深センは、中国のシリコンバレーと紹介されることも多く、昔からハードウェアでは疑いの余地なく世界No1の都市である。最近では、ソフトウェア開発にも力を入れIT関係の新しいテクノロジーが生まれる都市としてますます存在感を高めている。コピー模倣の中心から創造的なIT都市へすっかりと変貌を遂げ先端のテクノロジーをリードしている。

深センの人口は1600万人程度と言われるが正確な数字は誰にもわからない。一つだけ確実に言えることは、人口構成が中国の他の都市と比較して圧倒的に若者中心という点だ。実際街を歩いてみても、中国の他の町ではマジョリティーを占める老人をほとんど見かけない。統計的には深センには65歳以上の人口比は2%しかいないそうだ。

街には、シェア自転車が溢れ、シェアバッテリー、無人スーパーなど最新のIT技術がごく普通の人々の生活に取り入れられている。屋台を含め、決済のほとんどがQRコードを活用したキャッシュレス社会であるが、申し訳無さそうに、現金支払いを伝えれば、現金での支払いを受け付けてくれる。もはやQRコードがメイン、現金支払いは補助的ツールだ。

街全体は高層ビルが立ち並び、道路や公園が綺麗に整備された大都市である。中国の携帯電話大手の華為(ファウェイ)技研やZTE、ドローンで中国最大手企業であるDJI(大疆Da-Jiang),WeCahtやQQで有名やテンセント(騰訊)などの有名企業の本社がある場所としても有名だ。中国の他のどの街よりも綺麗で近未来的な印象を受ける。もはやGDP規模でも隣の香港を抜き去り、中国国内の存在感だけでなく、世界のIT関係者からの注目を集める街になっている。

中国人が好んで使う言葉で、中国には、3つの顔があると言う。先進国と途上国と未開国だと。深センは紛れもなく中国の中で最も先進国の顔が見えやすい場所であり、先進国のもっと先にある近未来の可能性さえ垣間見える場所と言っても過言でないかもしれない。北京や上海と違って空気が圧倒的に綺麗な点も、町の開放的な雰囲気を高める要因なのかもしれない。

 

  • IOT国際展示会(The 9th Shenzhen International Internet of Things Expo )2017

8月16日から18日の3日間にかけて、深センの中心地である福田区に位置する巨大コンベンションセンターである深圳会展中心(Shenzhen Convention & Exhibition Center Hall)でIOT国際展示会が開催されている。http://www.iotexpo.com.cn/

会場には、IOT関連に特化している企業がブースを並べ自社製品の紹介を実演交えて紹介している。レストラン無人化を試みるロボット、スマートロック、スマート家電、スマート電灯、無人コンビニを実現するためのRFID製品、英語教師ロボットなど注目を集めている分野の製品が数多く並ぶ。加えて、ARやVR系や、ちょっとしたガジェットなども出店しており、完全にIOT製品ばかりというわけでもなく、IOT専門家でなくても見ていて全く飽きないだろう。

合わせて講演セッションも数多く用意されており、関係者にとってはとても有益な時間が過ごせるのではないだろうか。8月18日15時までの開催である。偶然出張で深セン、香港滞在中の方は一度訪問されてはいかがだろうか。

個別の面白い製品については、後日改めて記事を執筆することにしたい。