シェア自転車がマレーシアでも始まった!OBike(シンガポール企業)のKL進出 OBike/マレーシア

連日30度を超える南国マレーシア、午後にはスコールもやってくる。古くから東南アジア随一の自動車会社のマレーシアで、シェア自転車のビジネスモデルは成立するのか?シンガポールのシェア自転車企業OBikeの挑戦だ。

 

  • シンガポールのシェア自転車会社OBikeが新たなビジネスチャンスをマレーシアで模索

マレーシアは、東南アジア随一の自動車社会である。プロトン(Proton) という国内自動車メーカープロトンを抱え、国策から自動車文化が栄えた国だ。快適に移動できる道路網が整備され、自動車で移動する人の比率が他の東南アジアの首都圏と比較しても圧倒的に高い。

そんな自動車社会の国マレーシアで、シンガポールのシェア自転車会社OBikeが新たなビジネスチャンスを模索していた。

SUBANG JAYAというオフィスタウンがある。クアラルンプールの中心部から、距離にして15キロ、自動車で30分程度にあるクアラルンプール郊外の住宅街兼オフィス街である。

obike share bike

Subang Jaya 駅の前の一定の場所にOBikeの自転車がたくさんみることができる。OBikeは、シンガポールの会社であるが、本国シンガポールでは、アリババが運営するofoと、テンセントが運営するMobikeと三つ巴で激しい競争をしている。今回は、OBikeは、新たなビジネスチャンスを模索し、アレーシア国鉄(KTM  berhad)と協力して、2017年6月シェア自転車のサービスを開始したのである。

 

  • OBikeとアレーシア国鉄(KTM  berhad)のと共同ビジネス。自動車社会のマレーシアでシェアバイクは根付くか。

obike  share bike

この新しいサービス会社のマネージングディレクターとなったKhair Johari Ishak(元KTM)、マレーシアでは、KTMがシェア自転車を開始する最初の会社だと語り、以下のように語っている。

「マレーシアで古くから根付く自動車通勤文化を、鉄道とサイクリングの融合による健康的な通勤文化へ移行する試みをしたい。加えて、マレーシアでは、今後、地下鉄など多数の電車の開通を迎える。鉄道駅から会社など目的地まで手軽に使用できる手段を提供することで、結果的に電車で移動する人の数を増やし、KTMにプラスの影響を与えることを期待している」

OBikeは、iOSとAndroidの両方のユーザーが利用できるoBikeアプリをサポートしており、使用には事前登録が必要である。最初にデポジットを支払い(通常のユーザーはRM 109、学生はRM 49)、 使用は、15分おきに1リンギット(日本円で26.5円程度)をアプリを通じて決済する。

最近、マレーシアでは、若者を中心におしゃれな自転車で移動する人が急増している。しかし、全体数をみればまだ少数である。さて、連日30度を超える南国マレーシアで、シェア自転車が普及し、ビジネスモデルが成立するのであろうか。大変、興味深い試みである。