スターバックスとアリババのコラボで「Reserve Roastery」を上海にオープン、AR技術やO2Oを活用

2017年12月5日上海「Starbucks Reserve Roastery」のプレオープンセレモニーが開催されStarbucks創業者Howard Schultzや現CEO Kevin Johnson、アリババからはジャックマーが出席した。2700平米にも及ぶアジア最大のスターバックスは、新しい上海の観光スポットになりそうだ。

 

スターバックスが展開する「Reserve Roastery」とは?

シアトルに2014年に完成したReserve Roasteryは、総面積1394平米という規模で、ハイエンドのコーヒーを楽しめると同時に、大きな焙煎機を展示した焙煎工場の役割も担う店舗である。焙煎工場、カフェスペース、図書室、ショップなどが展示されて、シアトルでは観光名所となっている。日本にも2018年12月にオープンされる予定であるが、上海が一足早く世界で二番目の店舗をオープンした形となる。

 

上海店はStarbucksとアリババ(阿里AI-labs)がコラボレーション!

12月6日から一般ユーザー向けに解放されるこの店舗は、世界のスターバックスでも初の試みとなるテクノロジーとの融合を前面に打ち出している。Starbucksがテクノロジーパートナーとして選定したのは、アリババグループの阿里AI-labsである。

ARテクノロジーとアリババの打ち出すニューリテール戦略(O2O:オンラインtoオフライン)を基本として、世界で最もユーザーとのインタラクティブなやり取りが楽しめるスターバックス店舗になるという。

正式オープンに先駆けて行われたプレオープンのイベントには、Starbucks創業者Howard Schultzや現CEO Kevin Johnson、アリババからはジャックマーなどが出席するなど賑やかなセレモニーとなった。

コヒー図書館

 

上海の「Reserve Roastery」のコンセプト

総床面積2800平米に及ぶ2階建の大型店舗は、本家シアトルのReserve Roasteryの2倍の規模となる。世界各地から調達されるハイエンドなコーヒーをその場で楽しむことができるのはもちろんのこと、気に入ったコーヒーがあればアプリでスキャンしてショッピングカートに入れてその場でオンライン購入することができる。

合わせてコーヒーに関する書物を多く展示した図書館、焙煎などの加工プロセスを展示する工場スペース、ショッピングスペース、イタリアの有名ピザ店舗である「Princi」と融合したベーカリースペース、世界最長の長テーブルを楽しめるバーカウンターなど10のエリアを楽しむことができる。

店内でARアプリを起動させると、コーヒーの歴史、コーヒーの作り方、焙煎の仕方などをビュルアル的に楽しみながらコーヒーについて学ぶこともできる。

また、ショッピングコーナーでは、Reserve Roasteryのオフィシャルショップと連動するような形でオンラインでの買い物も楽しめるようになっており、アリババが強化するニューリテール戦略と融合したO2Oでの買い物が楽しめるような試みがなされている。

スターバックス社のコメントによれば、現在中国はスターバックスが最も急速に成長しているマーケットであるようだ。136都市で3000店舗(上海のみ600店舗)の規模のマーケットになっている。12月6日から正式にオープンされるReserve Roasteryが新しい上海の観光スポットになりそうな予感である。