RFIDタグが廉価に製造できる時代へ突入。無人化、キャッシュレス社を促進するか? 深セン|中国

RFID(Radio frequency Identification)がいよいよ普及する時代へと突入しそうな気配だ。今回訪問中の深センIOT国際展示会において、その会場の三分の一が使われており、タグの製造コスト問題も解決される気配だ。RFIDが無人コンビニに代表される無人化社会の到来を加速させる可能性が高い。

 

  • RFIDとバーコードやQRコードの違い。RFIDの優位性とは?

RFIDの技術自体は、Suicaや社員証などにも活用されている技術であり、日本ではFelica企画が支配的で特に目新しい技術ではない。

それが、なぜここに来て、注目度が増しているかというと、RFIDのタグが廉価に生産できる目処が出て来たことと、同時に小型化が進み実用化が見えて来たためである。

 

  • RFIDを理解するために、バーコードやQRコードと比較してみよう!

バーコード、QRコード、RFIDはいずれもセンサーによるスキャン技術により、商品認証を行うことができる技術である。

バーコードは、0から9までの数字を白黒のラインで表示しゼブラ状の柄を、直接センサーをかざして読み取ることによって情報を認識する。QRコードは、バーコードの拡張版とも言え、縦横の二次元に拡張された黒ドット状の柄を、直接スキャンして情報を読み取る技術である。スマホとの相性がよくスマホ普及に伴い爆発的に普及している。

バーコードやQRコードは、情報を読み取るために、直接絵柄をセンサーで読み込む必要がある。しかし、RFIDは、直接にタグをスキャンしなくても、近づけるだけで情報を読み取ってくれる。非接触型と呼ばれる所以であり、これがRFIDの最大の特徴である。

格納できる情報もRFIDが圧倒的に高性能である。RFIDタグの中には、3次元(バーコードが1次元、QRコードが2次元とすると)の情報が格納できる。データ容量としてはバーコードが20文字未満、QRコードが7089文字、RFIDは数千文字という形なので、あらゆる情報が格納できる。価格、仕入先、仕入日、サイズ、色などなど、必要な情報をほぼなんでも格納できると言うわけだ

 

  • RFIDを活用した無人スーパーが深センでも登場。無人コンビニと相性抜群。

今回、訪問中の深センIOT国際展示会において、RFID技術に関する展示が会場全体のスペースのおよそ三分の一を占める活況ぶりだ。中には、RFIDタグを製造する大型機械を会場に持ち込み、タグ製造のプロセスを示してくれる企業まである。RFIDタグを高速でプリントしていく姿は、RFIDが普及する上で最も問題となっているタグの製造コスト削減の可能性を大いに感じることが出来たし、実際の想定売価も今まで聞いていた値段より圧倒的に廉価であった。

今回、いくつかの企業に話を聞いてみた。深センを拠点とするSUPOIN科研 ここはRFIDタグを導入したい企業に対して、フルサービスのサポートを行う。タグの製造から読み取り機スキャンの販売から、導入指導まで。洋服店の店舗風にアレンジしたそのブースでは、スキャンを探すだけで、複数のタグを一括で瞬時に読み取れることを実証してくれた。また、箱の中に収納された衣類に関しても、遠くからスキャンでかざせば、箱を開けなくてもどこの箱にどの衣類が収納されているかも瞬時に理解できた。また、表面が相当汚れているタグを使っての読み取り実験も行ったが、これまた難なく読み取ることが出来た。同時に展示してある、宝飾品添付の超小型タグも見せてもらい、タグ自体がまさに米粒程度のものでもスキャンできることも理解できた。

  

さらには、スキャン機械の防水機能アピールのため、水の中に長時間スキャンを浸してから使用するなど、高性能をアピールしている。在庫管理では、案外雨天での外部作業もあるようで、防水機能は案外重要であるとのことだった。

RFID  manage system

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なるほど、RFIDタグを活用した実店舗運営を導入する企業は今度増えていくだろう。日本のコンビニは、ご存知のようにRFIDを活用した無人コンビニ化を計画している。

さらに、話をしているとこの深センにもRFIDを活用したスーパーマーケットやコンビニが既にお目見えしているという。RFID導入により、レジの無人化を実現し、従業員削減を実感できる店舗だと言う。これまた、近日中に訪問し、レポートしなければならない情報が増えた。近日中に訪問し、レポートを公開したい。

RFID  manage system

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