自転車の自動運転が実現?清華大学が自転車の無人自律運転を実現するハイブリッド型チップ「TianjIC」を発表!

世界的権威あるイギリスの科学誌「ネイチャー(Nature)」8/1号に、中国清華大学の脳コンピューター研究所所長Shi Lupingが開発したスマートチップ「Tianjic」が掲載された。このチップを搭載すると車の自動運転よりも難易度が高いと評される自転車の無人自律自動運転が実現するという。非常にユニークな研究成果である。

 

イギリスの権威のある科学誌「ネイチャー(Nature)」が自転車の無人自律自動運転を紹介

「ネイチャー(Nature)」8/1号の表紙には、清華大学の脳コンピューティング研究センターの所長であるShi Lupingが中心となり開発したスマートチップ「TianjIC」が掲載された。カバーストーリーでは、スマートチップ「TianjIC」について詳しく紹介され、「TianjIC」を搭載した無人自律自動運転に関する事例も含まれ非常に夢を与える記事内容となっている。

一般的に、自転車走行はバランスを取らなければ実現困難であり、自動運転の研究としては、航空機や自動車の自動運転よりも自動運転の実現性に対する難易度は高いとされている。

自転車の無人自律運転を実現する場合、スタート、加速、方向転換、ブレーキ、などのアクションをバランス維持しながら行う必要があり、加えて障害物回避、信号に対する反応、交通ルール遵守などを同時遂行する必要がある。一つでもそのバランスが崩壊すれば、自転車は瞬く間に転倒してしまう。また、予測不可能な第三者の飛び出しによりバランスを崩しやすく、周囲の交通や車線変更に対する事前予測の重要度も自動車よりもはるかに重視される。

こうした複合的な判断を瞬間的かつ並行的に処理を実現するために、清華大学のShi Luping氏が率いるチームでは、脳型回路と機械学習(ディープラーニング)を組み合わせたハイブリッド型の電子チップ「TianjICチップ」の研究開発に取り組み、その開発に成功したという。Tianjicチップを無人自律自転車に組み込むことによって、自転車は自らバランスを取りながら走行し、同時に突発的な事象を予測しながら障害物を回避するという複合的な判断を行うことができるという。

Vedio From: NPG Press

実際に自転車の無人自動運転をどのように社会に役立てていくかはまだ先の課題となるが、多くの領域に応用されることが期待される。科学の進化を実感することができる非常に面白いカバーストーリーとなっており、関心ある方は「ネイチャー(Nature)」誌をご覧いただきたい。

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