アリババのニュー・リテールモール亲橙里(チンチェンリー)は遊び心いっぱいのアリババキャンパスの一部!

亲橙里(チンチェンリー)は、アリババ直営のニュー・リテールモールとしてすっかりおなじみとなった。アリババ本社に隣接した場所にあり、盒馬鲜生(フレッシュヒッポ)やタオバオセレクトなどのニュー・リテール戦略を真面目に展開する裏で、これはどうかと思うような遊び心サービスがたくさん散りばめられている。アリババ本社一帯は、亲橙里(チンチェンリー)や未来ホテル(FlyZooHotel)も含めてアリババのキャンパスと称されるようで実験的な遊び心企画が満載なのである。

 

15分9元のシェアルーム「ROM」でスマホゲームやヨガ?

当サイト(GloTechTrends)では、アリババ直営のショッピングモール「亲橙里(チンチェンリー)」で展開されるニュー・リテール事例(盒馬鲜生=フレッシュヒッポ)を紹介してきた。しかし、その一方でこのモールには絶対に採算が取れないだろうと思えるようなハテナ企画も盛り沢山あるので、今日はそうした和ませ系のサービスをいくつか紹介したい。

参考記事:

アリババがニュー・リテール(新しい小売)技術満載の直営モール「亲橙里(チンチェンリー)」をオープン!

例えば、1階にあるシェアルーム「ROM」は、15分あたり9元(日本円で140円程度)を支払うことでコンテナ型の扉が開き中の空間を自由に活用できる。誰もが一体なんの目的でこのサービスを活用するのだろうと疑問に思うが、案内にはぼーっとする、ロールプレイゲーム、デートする、ドラマをみるなどと書かれている。周辺にはゆっくりできるカフェもたくさんあるので、本当にゆっくりするならコスパ的にもカフェのほうが落ち着けるし、構造上ガラス越しに外から見えるようになっているので動物園のケージに入るようで落ち着かない。しかしながら、こんな不思議なサービスでもたまに中に入ってじっとスマホを弄っている人が本当にいるから不思議である。

3階に上がってみると先ほど述べた「ROM」と同タイプのコンテナがシェア型YOGAボックスとして設置してある。亲橙里(チンチェンリー)のVIP会員向けに無料で活用できるYOGA専用のボックス型空間であるが、いまだに中でYOGAを誰かが楽しんでいる光景は見たことがない。

 

3Dシェアメガネは一体だれが活用する?

亲橙里(チンチェンリー)の最上階には映画館が用意されている。ここでは、頻繁に3D映画が上映されているようで、映画館の入り口にはシェアメガネと命名された3Dメガネのシェアリング機械が設置してある。なるほど、3D映画を見るときに必須となる3Dメガネであるが、亲橙里(チンチェンリー)ではシェアビジネスとして実験されているのかと納得しかかる。念のためにシェア3Dメガネの活用方法をスタッフに尋ねてみると、映画チケットを購入したお客さんには3Dメガネを無料で配布しているという。では、なぜ3D対応のシェアメガネがあるのかと尋ねると、無料配布のものより高級感のあるメガネフレームを希望するお客さんには、4時間につき2元払ってもらいレンタルする仕組みなのだという。映画館の暗闇の中で一体だれがメガネフレームを気にするのか不明だが、こんなサービスも実験されているのが、アリババの直営モール亲橙里(チンチェンリー)なのである。

アリババで働くスタッフの話しによると、亲橙里(チンチェンリー)はアリババ本社とともに、アリババタウンを構成する一部で、親しみを込めて「キャンパス」と呼ばれているそうだ。亲橙里(チンチェンリー)に隣接する 未来ホテル(FlyZooHotel)も含めて、遊び感覚のぎっしりと詰まったキャンパス的な雰囲気が重要視されているのだという。亲橙里(チンチェンリー)を訪問する時は、盒馬鲜生(フレッシュヒッポ)やタオバオセレクト(淘宝心選)だけでなく、こうした遊び心も感じて頂きたい。

B1に設置されたスターバックスコーヒーマシン。QRコードでスマホから注文すると注文の品が収納される。準備完了のメッセージがユーザーのスマホに届く。

 
隣接する未来ホテル(FlyZooHotel)のカクテルロボット  隣接する未来ホテル(FlyZooHotel)のアイスクリーン製造ロボット
参考記事:

杭州のアリババ本社近くにハイテクを活用した未来ホテル「FlyZooHotel」が12月にオープン!
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