拼多多(ピンドウドウ)の時価総額が京東(ジンドン)を抜き去る?設立わずか3年で時価総額3兆円目前!

彗星のように現れ7/26にNasdaq上場も果たした拼多多(ピンドウドウ/PingDuoDuo)の加速が止まらない。11/20第3四半期発表を受け株価は時間外で16%上昇。中国EコマースNo3のピンドウドウが、時価総額No2の京東(ジンドン)を抜き去る勢いだ!

 

ハイテク株総崩れの中でも拼多多(ピンドウドウ)が堅調な株価推移!

今年に入り中国のマクロ経済に黄色信号がともりテンセント、アリババ、京東(ジンドン)といった中国のIT関連企業の株価が全面安の展開を見せている。最近では今まで堅調に推移していたアメリカのFAANGを中心としたIT関連企業の株価も下落トレンド(ベアマーケット)に入った可能性も高く金融市場の緊張は高まっている。

そんなベアーマーケットの中で、際立った堅調さを示す企業が拼多多(ピンドウドウ)である。中国Eコマース業界では3番手のマーケットシェアを誇り「ソーシャルEコマース」の分野を開拓し高成長を維持する企業である。拼多多(ピンドウドウ)は、2015年9月に設立されたばかりのスタートアップ企業だが、2018年7月には短期間でNasdaq上場をも果たし現時点(11/20)でその時価総額は256.34億USD(日本円で2兆9000億円程度)となり、京東(ジンドン)の279.55億USD(日本円で3兆1500億円程度)に肉薄しているのである。

拼多多(ピンドウドウ)に関する詳しいビジネスモデルは過去記事でも記載しているので一読頂けると幸いである。

参考記事:拼多多(ピンドウドウ)について)

「テンセント経済圏」期待の新星!2年半でユーザー数3億人を突破した拼多多(ピンドォドォと)は?

中国ではアリババを筆頭にEコマース分野の激戦が展開されているが、その競争が激しいEコマース分野において、設立わずか3年で第2位の京東(ジンドン)の時価総額を抜き去る可能性が目前に見えてきたというのは、まさにチャイニーズドリームと言ってもよいのではないだろうか?

参考:拼多多(ピンドウドウ)株価チャート YahooFinanceより

参考:京東(ジンドン)株価チャート YahooFinanceより

 

11/20 拼多多(ピンドウドウ)の第三四半期決算は営業利益で前期比697%の高成長

11/20引け後に発表された拼多多(ピンドウドウ)の第三四半期決算を少しだけ確認しておきたい。営業利益は33.7億人民元(日本円で550億円程度)となり対前期比で697%の成長を達成。

2018年9月30日から遡る1年間にプラットフォーム上で消費したGMV(Gross Merchandise Value:総流通総額)は、 3448億人民元(5兆6000億円程度)となり対前期比で386%の大幅成長となった。同時期のアクティブバイヤー数は3億8550万人(対前期比144%上昇)、ユーザーあたりの年間平均購買額は894 . 4元(14500円程度)とこれも対前期比99%成長となった。

From: Pinduoduo

拼多多(ピンドウドウ)は「ソーシャルEコマース」という新しい分野を開拓した新しいEコマース企業で、従前のイメージではどちらかと言うと低価格帯の商品を取り扱い、中国のローエンドのユーザー層に対して口コミでの販売戦略を多用していた印象であった。大都市に住むハイエンドユーザー層では拼多多(ピンドウドウ)を使用するユーザーにお目にかかることは少なかったように思う。しかし、この一年で拼多多(ピンドウドウ)は、ブランド商品を巻き込むなど品揃え商品レベルの向上にも力を入れ、企業のブランドイメージを大きく向上させることに成功し、結果として大都市に住むハイエンドユーザー層を自然に巻き込むことにも成功した。競争激しい中国のEコマース市場の中で、今後の拼多多(ピンドウドウ)がどのようにビジネス展開を進めるのか注目を集めそうな予感である。

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