大塚家具が中国家具販売大手「居然之家(EASYHOME)」と業務提携で合意!

12/21、大塚家具より中国家具販売大手居然之家(EASYHOME)との業務提携合意が発表された。居然之家はアリババの関連企業であり、実はアリババは以前から大塚家具に関心があると噂されていた。大塚家具にアリババのニュー・リテール戦略が導入され奇跡のV字回復が実現するのか?

 

大塚家具が提携を模索する居然之家(EASYHOME)はアリババと深い関連がある!

業界関係者の間では、アリババが以前より経営危機が囁かれている大塚家具に関心があると囁かれていた。アリババが展開するニュー・リテール戦略と、大塚家具は抜群の相性を発揮するのではないかと指摘されていたのである。

そんな中、12/21、大塚家具から正式に中国家具販売大手居然之家(EASYHOME)との業務提携合意に関するリリース文書が発表された。12/21の大塚家具の株価取引は前日終値263円(時価総額55億円程度)から343円のストップ高のとなり、時価総額も66億円超にまで急回復した。

(参考株価 大塚家具 Yahoo ファイナンスより)

(12/22 大塚家具からの業務提携基本合意リリース文書)

大塚家具からリリースされた業務提携合意文書によれば、業務提携の内容は以下である。

① Easyhome の保有する中国国内全土の小売ネットワーク活用による中国市場参入、当社ブランドの店 舗出店 ② Easyhome の取引先である家具製造協力企業の当社への紹介 ③ 当社を通じた中国製高級家具の日本市場への導入、販売 ④ Easyhome の中国市場に向けたEC販売ノウハウ活用による当社ブランドの越境EC販売の実現 ⑤ 日本と中国にまたがる家具産業におけるデータプラットフォーム化 ⑥ Easyhome のオンラインとオフラインを融合した先進的なビジネスモデルについてのノウハウの当 社への提供 ⑦ 当社の物流センター運営及び配送商材設置ノウハウの Easyhome への提供 ⑧ 当社が日本国内で提供するサービスノウハウの Easyhome への提供  (リリース文書より抜粋)

もっとも、興味深い点はなんといっても⑥に挙げられる「オンラインとオフラインを融合したニュー・リテール戦略に関するノウハウ提供」であろう。

 

居然之家(EASYHOME)は、ニュー・リテール戦略を展開するユニコーン企業!

居然之家(EASYHOME)は、日本では知名度もそれほど高くないため、ご存じない方も多いかもしれない。

居然之家(EASYHOME)は、1999年に王林鵬によって設立された家具、インテリアなど、ホームリビングに関連するワンストップサービスを提供している企業であり2017年の売上は600億元(約1兆円)規模を達成している。中国全土で既に80店舗以上を展開している巨大企業である。その時価総額は、5.7ビリオンUSD(日本円で約6,400億円)を誇り、世界25位のユニコーンとして中国での知名度は抜群である。

実は、居然之家(EASYHOME)には、2018年2月、アリババが54.53億元(約900億円程度)を投資したことで、アリババが15%を保有するアリババ関連企業となっており、最近では、居然之家(EASYHOME)の店舗ではアリババがテクノロジーサポートする形でニュー・リテール戦略が積極的に進められていることでも有名なのである。家具業界にアリババが推進するニュー・リテール戦略を融合した企業として、中国国内の注目度も高い企業なのである。

居然之家(EASYHOME)が展開するニュー・リテール戦略についてより詳しくお知りになりたい方は、12/5付け寄稿記事として、マザーズ上場企業であるRPAホールディングス(代表取締役高橋知道)が運営する「RPA Bank」内に詳細記事が掲載されているので是非ご一読していただけると幸いである。

参考記事:12/5 RPA Bank海外デジタライゼーション寄稿記事

家具・インテリア業界にもニュー・リテール戦略の波! 家具・インテリア業界最大ユニコーン「居然之家」(EASYHOME)の取り組みとは?

 

大塚家具がアリババのニュー・リテール戦略と融合し奇跡の再生となるか?

居然之家(EASYHOME)は、前述したように時価総額$5.7Billion(日本円で約6,400億円)を誇る巨大企業であり、大塚家具の時価総額65億円程度と比較しても100倍の規模に達する。居然之家(EASYHOME)の店舗では、オンラインとオフラインを融合したアリババのニュー・リテール戦略が導入されており、極めて効率的な事業運営がなされている。アリババのテクノロジーを駆使した、ニュー・リテール戦略を大塚家具に導入することで、果たして大塚家具は、奇跡のV字回復となるのだろうか?今後の動向が非常に楽しみである。

Facebook
Twitter
Email
Print