(続)シェア自転車がマレーシアでも始まった!OBIKE | シンガポール企業)

マレーシアでのシェア自転車について記事にしたのが3週間ほど前。再びマレーシアに足を踏み入れてみると、KL(クアラルンプール)の中心部のいたるところにシンガポールのシェア自転車スタートアップ企業であるOBIKEの自転車が溢れかえっていた。ビジネススピードが早い。さらに、8月3日中国の最大手ofoもKLから車で2時間の世界遺産都市マラッカへ進出を発表し既に500台を投入していた。

 

  • KL(クアラルンプール)の中心部のいたるところでOBIKEの自転車を発見!

OBIKEがKL(クアラルンプール)郊外のスバンジャヤという地区でシェア自転車事業をスタートしたのがつい先日。今では、KLの中心部のいたるところにOBIKEの駐輪場が設置されいつでも自転車がレンタルできるような状態になっている。この急拡大ぶりには、驚くばかりである。

obike Malaysia sharing bicycle

KLは、完全な自動車社会で、地元の人が自転車に乗っている姿をほとんど目にすることはない。シェア自転車どころか自転車には向いていない都市だ。自動車社会を前提となっているため、道路の構造が全く自転車フレンドリーに設計されていないという理由もあろうが、南国特有の高温のため自転車に乗ろうというモチベーションが全く起きない街である。

ちなみに多くの自転車が貸し出せる状態で設置されているものの、ほとんどが貸し出されないまま満車の状態で設置場所に置かれているのは、まだまだユーザーが利便性を実感できるまでに時間かかかるということだろう。

obike Malaysia sharing bicycle KLの中心部、Bukit Bingtanにある伊勢丹前。7月17日に地下鉄も開通し、観光のメインスポット的な場所である

参考記事:シェア自転車がマレーシアでも始まった!OBike(シンガポール企業)のKL進出 OBike/マレーシア

 

  • 中国のシェア自転車最大手ofoも6ヵ国目の海外進出として世界遺産都市マラッカへ500台規模のシェア自転車を設置

KLから日帰りで立ち寄れる観光地でもある世界遺産都市マラッカでは、中国のシェア自転車最大手のofoが8月頭に500台を第一弾として設置し、8月末までに2000台体制に引き上げるという。マレーシアにおけるシェア自転車ビジネス参入を発表した。ofoは、イギリス、シンガポール、アメリカ、カザフスタン、タイに続き6番目の海外進出となった。KLよりも自転車走行に向いている街の性格を有している気がするのでofoにとっては良い選択かもしれない。

 

melaka ofo sharing bicycle melaka ofo sharing bicycle

しかしながら、サービスを開始したofoを巡って、既に地元のメディアからは危険であるとか景観を害しているなどというネガティブな意見も多く聞こえて来る。シェア自転車ビジネスが、自転車に不向きな国マレーシアでどれほど浸透していくのか見守っていくことにしたい。

また、ofoは8月9日にソフトバンクコマース&サービスと合弁で、日本の東京と大阪でビジネスを展開することを発表しており、海外展開を急加速させている。

https://www.softbank.jp/corp/group/sbcas/news/press/2017/20170809_01/

いずれにせよ、glotechtrendsでは今後も東南アジアにおけるシェア自転車ビジネスの展開に注目していきたい。