【無人化】 深センIOT国際展示会、実用化が進むスマートホーム Miotlink/中国

深センのIOT国際展示会でメインを占める話題はなんといってもスマートホームの実現である。中でも目立つのは、フルセットのスマートホーム化のサービスを提供するブースだ。スマートロックなどの単体商品で勝負するのではなく、一気に一軒丸ごとスマートホーム化を実現、これが新しいトレンドだ。

 

  • 一軒丸ほどスマートホーム化を促進!ショールーム的なデモ展示 Miotlink (杭州企業)

深センIOT国際展示会に参加した印象は、総合的なスマートホームを一般人が使える日はそう遠くないと言うことだ。中国のスマートホームは、一昨年までのスマートロックなどの単体商材を売っていた時代から、総合的に家全体のスマートホーム化をプロデュースしていく時代へと完全に移行した。

今回の展示会でも、いくつかの大手企業が一軒丸ごとスマートホーム化を実現するサービスを売りにブースを出店していた。中でも視覚的にわかりやすく、実例もわかりやすかったという点で杭州の企業「Miotlink(杭州妙联物联网技术有限公司)」を紹介したい。この企業は中国の上場企業杭州初灵信息技术のスマートホーム部門を専門特化する子会社である。http://www.miotlink.com/smart home system2 smart home system1

この企業が展開するスマートホームは、完成度が高く展示会という限られた環境の中でも、一部のスマートホーム化の実現を示してくれていた。

トータルサービスに含まれる内容のサービスは、玄関のスマートロック化、不審者が侵入した際のセンサーによる防犯機能、エアコンの温度調整機能、空気浄化機能、カーテンの開閉制御、除湿機能、給湯器の温度調整などに及び、全てIOTを活用してインターネット接続することで全自動化を実現している。

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さらに、電化製品の全てをIOT化し、音楽の演奏、時間や天候による部屋の明かり調整、洗濯機など全て家電のスマート化が可能であるという。

IOTに使われるネットワーク環境に関しては、Wifi、Bluetooth、SIMカードなどによる接続ももちろんのこと、工業用ネットワークであるNB-IOTやLaRaなどにも対応している。さらに、スマートホーム実現の統一規格として目されているZigbeeの通信企画にも参加し対応可能であるという。通信関係はそれほど重要視しておらず、どのネットワークにも対応できるし、場合によっては、カスタマイズ可能という姿勢で柔軟性は極めて高い。ちなみに、Zigbee通信企画は、華為技研を中心にZigbee AllianceというオランダのPHILIPSなども含めた世界規模での企業連携がその普及に力を入れているので、また後日別途記事にしたい。

一軒丸ごとスマートホーム化を実現すると、だいたいこれくらいのセンサーやら、関連機器が必要であるとして、センサーやネットワーク機器などがまとめて展示してあった。大きなスーツケース1個にまとめて入るくらいの分量で決して多くはない。もちろん、部屋のサイズによって異なるが、IOTに興味がある人ならば、自分の自宅を活用して、スマートホーム化に挑戦してみるのも面白いかもしれない。既にGlotechtrends(グロテックトレンド)では、来年度に、プライベート使用の家族向けマンションのスマートホーム化に挑戦することにした。現在、中国では、Miotlinkに限らず、スマートホーム実現をサポートしてくれる企業が数多く誕生しているので導入を行いながらその技術力を確認してみたい。その過陳は、随時報告させていただくつもりだ。