深センでシェア充電器「来電」の使用体験 アリペイの芝麻信用600でデポジット無し! 来電|中国

次なるシェア自転車として期待の高まる「シェア充電器」。まさかシェア自転車がこれほどの急展開をするわけが無いとシェア自転車に投資しなかった投資家たちが、今「シェア充電器」ビジネスに群がっている。

  •  深センに本社がある「来電」。既に100都市5000カ所以上に普及しており、現在も急速に拡大中である。

来電は2014年8月に設立されたばかりの新しい深セン拠点の会社だ。深センに張り巡らされた11の地下鉄や、町のいたる所にあるショッピングモールや商業施設の至る所で、来電「シェア充電器」の貸出機を容易に見つけることができる。一見すると自動販売機のようなマシンだ。

 

  • 来電「シェア充電器」を早速使ってみる。(芝麻信用の格付けで600以上でデポジット無料)

「シェア充電器」来電を使ってみる。スマホからアリペイのアプリに内蔵されているので、わざわざ専用のアプリをダウンロードしなくても使用できる。

来電はすでにアリペイ、Wechatとともに提携しており公式機能になっているので、特別な会員登録せずともアリペイやWechatの公式機能にある「シェア充電器」を選択するだけだ。

 

  • アリペイから「シェア充電器」来電を使ってみた。

アリペイを開けて「シェア充電器」を選択する。近くのシェア充電器検索ボタンを押すと、GPSを活用して最も近い場所に配置してあるシェア充電器を地図で指し示してくれる。そのGPSに従ってシェア充電器の場所へ行き、「シェア充電器」利用のボタンを押すと、自動販売機でジュースが出て来るが如く携帯電話の充電器が飛び出して来る。実に便利だ。

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実は今回、携帯と充電器を繋げる充電ケーブルを持っていなかったので、「シェア充電器」を借りても使えないなと思っていたが、なんと充電ケーブルも必要ですかと聞いてくれるではないか!しかも、IPhoneの充電用のケーブルがわずか5元。(日本円で83円程度、今回はプロモ中で通常は10元らしいが、それでも格安だ)本当に中国の先端サービスは驚かせてくれる。

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「シェア充電器」の利用価格は1時間1元(16.5円程度)、1日中貸りても上限価格が10元(165円程度)で抑えられている。

支払いは自動的にアリペイで支払うことになるが、芝麻信用を活用することによってデポジットの100元(1650円程度)も無料となる。今回取材班はアリペイの芝麻信用の数値600を難なくクリアしているので、デポジットの支払いもなく簡単に貸し出しできた。アリペイと来電の関係を調べてみると、来電の株主にアリペイの運営元であるアントフィナンシャルが名前を連ねていた。ここら辺の決済手段主とサービス運営企業の株式保有関係は非常に面白い。来電は、アリペイとWechatと双方利用可能であるが、アリペイの芝麻信用を活用すれば、デポジットの支払いから解放されるが、Wechatを活用した場合は、デポジット100元を払う必要がある。そのため、多くのユーザーはWechatのお膝元の深センでさえも来電使用時にはアリペイを活用しているという。

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返却は、貸し出しを受けた充電器機械でなくても、町のいたるところにある別の機械にも返却できるそうである。中国人に聞くと、借りた場所と同じところへ返すなら、それはシェアリングビジネスでなくて、単なるレンタルでしょうという言葉が返って来た。非常の的を得た言葉で納得するほかない。中国のシェアリングビジネスはとても自由度が高い設計になっているのは、この発想が根幹にあるからであろう。

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参考記事:【キャッシュレス社会】芝麻信用(読み方はジーマ信用)とは?杭州では信用を使ってお金を節約できる!