【無人化】深センIOT国際展示会で発見したウェイトレスロボット、無人レストランの実現可能性

無人化が進む中で、ウェイトレスが必要とされない時代はやってくるのか?中国のレストランで、座席につくとQRコードでメニューをスキャンし、スマホからオーダーする仕組みも段々普及してきている。IOT国際展示会で発見したウェイトレスロボットと合わせてレポートする。

 

  •  深センIOT国際展示会でウェイトレスロボットを発見。無人レストラン実現可能か?

深センに拠点を置く魔仙智能机器人有限公司が今回のIOT国際展示会で、ウェイトレスロボットを発表しそのデモを行った。発表したのは、女の子の形をした人型ロボットで、顔には可愛らしい女性の画像が映し出され、ウィンクしたり、笑ったり、拗ねたりとても表情が豊かである。搭載機能としては、メニュー表示、簡単な会話を交えながらの注文、食事後のお会計などの機能的にウェイトレスが行う全ての作業をロボットが代替してくれる。おまけに、ARゲームを搭載していて、食事に飽きた子供の遊び相手にもなると言う。

IOT expo restaurant robot

デモの前段階での口頭説明を聞いているとロボットに対する期待が高まったが、実際にデモが始まってみるとまだまだ思うように機能しない点も多く、口頭説明で膨らんだイメージとも乖離した動きでまだまだ実用化にはほど遠いという印象を受けた。デモの参加者が質問をして、テーブルのお片づけは可能かと質問していたがそれはまだ困難であるようだ。

無人レストランの分野は、まだまだこの分野に投資している企業も少なく、時間をかけて実用化のレベルに到達していくと思われる。実用化はまだしばらく先であろう。

 

  •  深センのレストラン オーダーはスマホからウェイトレス要らず。

 

展示会の後で立ち寄った、深センの人気レストラン「西貝攸面村」。このレストランは食材もオーガニックに拘り、ヘルシー思考で人気のレストランであり、食事の時間帯は、常に長蛇の順番待ちの絶えないお店である。座席についてみると、お客さんの数と比較してウェイトレスの数が少ないことがわかる。それもそのはず、テーブルにはQRコードが表示され、スマホをかざすとメニューがダウンロードできるようになっている。あとは、スマホを使って必要な料理をオーダーすれば、注文が完了となる。

WeChat restaurant menu

我々も、スマホでダウンロードしたメニューを確認しながら、注文をしてみた。注文が完了すると、念のための確認のたまに、ウェイトレスが初めて現れる。そして、砂時計をテーブルに置き25分以内に全ての食事がこないと無料のデザートをサービスしますと言う。ものの15分程度で料理も全て揃い、残念ながら無料デザートにはありつけなかったが、美味しく料理を堪能させてもらった。

QRコードでメニューをダウンロードして注文するのは、少し味気ない気もするが、中国の大都市ではこうした注文スタイルが段々普及しているようだ。決済もスマホのWeChatpayで済ませ財布を一切開けることはなかった。

IOT国際展示会で見かけたウェイトレスロボット、レストランで体験したQRコードによるウェイトレスが介在しない注文スタイル。いずれにせよ、近い将来、無人化が進みレストランからウェイトレスが居なくなる可能性を示唆してくれるものとして興味深いものであった。実際にレストランからウェイトレスがいなくなる時代が到来するまでには、まだまだ時間がかかりそうである。