ブロックチェーン業界のスタートアップ企業、ハイパーチェーン(趣链科技)のユニコーン入りは確実!

6/4杭州ブロックチェーン企業「ハイパーチェーン(中国名:趣链科技(Qulian))の巨額資金調達完了が発表された。Bラウンドとして1.5ビリオン元(日本円約250億円程度)を調達し早々にユニコーン入り確実だ。注目集まるハイパーチェーンとは?

 

杭州で拡大するブロックチェーン産業の息吹

当サイトでは、中国の杭州市において産学連携で展開するブロックチェーン産業への取り組みを積極的にご紹介している。2017年末時点で、杭州市のブロックチェーンスタートアップ企業数は10社となり、北京の14社に次ぐ第2の都市となっている。中国国内で、杭州市はブロックチェーン産業都市としての認知が広がりつつある。

今年4月には、産学連携で推進されるプロジェクトである「ブロックチェーン産業パーク」も開業し、中国全土から有力なブロックチェーン企業、人材が誘致されている。

参考記事:杭州がブロックチェーン分野で中国No1都市を目指す!「ブロックチェーン産業パーク」も開設。

 

ハイパーチェーン(趣链科技=Qulian)が巨額資金でユニコーン入りへ

ブロックチェーン関連企業の起業が盛んな杭州でひときわ注目を集めるスタートアップ企業がある。2016年創業のハイパーチェーン(趣链科技=Qulian)である。6/4日には、1.5ビリオン元(日本円で250億円程度)に及ぶ巨額資金調達に成功し、近い将来のユニコーン企業入りを確実なものとしている。2016年の創業からわずか2年で、Google、Microsoft、インテルなどといった有力米系企業とも業務提携を結び、共同でブロックチェーン活用に関する研究を進めており、注目を集める企業である。

ハイパーチェーン(趣链科技=Qulian)とはどんな企業なのか?

この機会にハイパーチェーン社について簡単にご紹介しておきたい。2016年に設立されたばかりのスタートアップ企業で、本社は浙江大学の隣に位置し浙江大学と親密な関係を有する。創業者でありCEOの李偉(LiWei)は、浙江大学の博士課程を終了し、技術分野の最高研究機関である中国工程院(The Chinese Academy of Engineering)のメンバーにも選ばれた秀才である。ちなみに、中国工程院という機関は中央政府や地方政府などの要請でメンバーを組織し、国家戦略を提案する立場を担うエリート中のエリートが選ばれる機関である。いかに李偉(LiWei)が秀でた才能の持ち主か物語る経歴である。技術開発チームの90%は、浙江大学のブロックチェーン研究室において優秀な研究成果を挙げたスタッフであり、極めて俊逸な頭脳集団と言えるであろう。

ハイパーチェーンが提供するブロックチェーンテクノロジーは、金融、医療、エネルギー、貿易、物流、行政分野など、後半に渡りBlockchain +というブロックチェーンを活用して新しいサービスの構築を目指している。既にブロックチェーンを活用した支援基盤となるプラットフォームが構築されており、将来的にはブロックチェーンのOS的なプラットフォームの構築を目指すのだという。中国国内のパートナー企業を見ても、UnionPay, 中国工商銀行、中国農業銀行、上海証券取引所、徳邦証券、HUAWAIなどそうそうたる大企業が並び、広範なブロックチェーンプロジェクトを推進している。

ハイパーチェーンはブロックチェーン関連特許数世界11位(2017年)

当サイトで、以前にご紹介した2017年「ブロックチェーン関連特許取得数ランキン」のリストをご覧いただきたい。なんとこの表の11位にハイパーチェーン(中国名:趣链科技(Qulian))がランキングされているではないか。2017年単年だけで16個ものブロックチェーン関連特許を取得しているが、2017年というのは、創立からわずか1年後のことである。この企業のポテンシャルに改めて驚愕するしかない。

参考記事:中国のICOブームはとっくに終わりブロックチェーン実用化が次なるテーマへ!?

GloTechTrends(グロテックトレンド)としては、杭州のブロックチェーン生態系により深く入り込んで、皆様に情報をお届けするつもりである。

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