【無人化の衝撃】ロボット活用の完全無人駐車場で40%効率アップ、2017年末にも実用化|HIKVISION

大型のショッピングモールで駐車場の空きスペースを見つけるために何度も車で巡回した経験は誰もがあるはずだ。このロボットを導入すれば、ドライバーは、定められた場所に停車するだけで、後はロボットが出入庫の全てを行なってくれるようになる。

 

  • HIKVISONの駐車ロボットを活用した無人駐車場が浙江省の古都烏鎮(ウージョン)にある地下駐車場で既に実用化され稼働している。2017末にも他の地区にも拡大するという。

2016年11月浙江省の古都である烏鎮(ウージョン)で開催された世界インターネット大会において、浙江省杭州に本社を構える上場企業であるHIKVISION社が駐車場の無人化を実現するロボットを発表して同地区の地下駐車場を使用しデモを公開した。デモの後も、会場となった地下駐車場で特別なトラブルもなく継続使用され、その実績が認められ2017年末にも杭州の大型店舗で実用化が計画されているという。

駐車場の無人化を実現するこのロボットは、中央のコントロール制御センターとカメラやセンサーが内蔵された駐車ロボットがIOT連動し、短時間で効率よく駐車することが可能になるという。

通常、人間が駐車する場合に必要な駐車場スペースより、ロボット駐車の場合は、スペースを40%も効率的に活用できるため混雑の緩和にも繋がるという。

駐車をサポートするロボットたちは、一度に500台が同じ駐車スペースで稼動できるといい、ロボット同士がぶつかり合うことがないようにセンサーで障害物を認識し効率的に制御される。最短で空きスペースに駐車するための加速、停止、360度の回転、上昇、下降などの動作をコンピューター自ら制御しながら稼働することができるという。また電池が消耗してくると、自動的に電池不足を探知し、ロボット自らの判断で充電を行い、充電が完了すると再び仕事へ戻るという。

完全無人化を達成。ユーザーは停車場所に車を止めてコードをもらうだけ。ロボットたちが自らの充電含め全てを自動制御

ユーザーが行う点は、以下の二つだけである。

1、定められた停車場所で車を停車する。

2、出庫の際のコードを下車した時に取得する。

入り口に入り停車場所に停車。スクリーンの指示に従う。車の中に誰もいないことを確認し、コードを取得。hikvision parking robot gif 3ロボットが車を自動で運ぶhikvision parking robot gif 4車を取り出したいときにロボットが効率よく並び替えを行う。hikvision parking robot gif 5車を取り出

 

海外でよくありがりなValet Parking形式のように思えるが、Valet形式と決定的に異なり鍵を預ける必要はなく、しかも完全無人化である。Valet形式で鍵を預けて本当に大丈夫かと心配することが多いが、そういった心配は不要なのである。

待ち時間を嫌うユーザーに対しては、スマホのアプリを通じて入庫や出庫の予約サービスを提供している。混雑時などは、出庫したい時間をスマホで指定し、停車した際のコードを入力すれば、指定した時間に車が準備されているというわけである。

コスト面で費用対効果に見合うかどうかで普及できるかどうかを左右しそうではあるが、IOT分野での非常に面白い試みであることは間違いない。