アリババパートナー6名がオーナーを務める音楽BAR「HHB平頭哥(ピンドーガー)」が杭州にオープン!

1/7、アリババのパートナーメンバー6人がオーナーを務める音楽BAR「HHB平頭哥(ピンドーガー)」が杭州のアリババ本社近くに開業!2019年9月にジャック・マーはアリババから正式引退するが既に教育や若者サポートの分野でジャック・マーが動き出している。

 

1/7 アリババのパートナーメンバー6人がオーナーを務める音楽BAR「HHB平頭哥=ピンドーガー」が杭州にオープン!

1/7に杭州のアリババ本社近くに「HHB平頭哥=ピンドーガー」が開業した。オーナーを務めるのは、アリババ創業に関連しアリババパートナーを経験した主要メンバー6人である。

(写真は公式websiteより)

「HHB平頭哥(ピンドーガー)」のネーミングには、ジャックマーの思いが込められている。二つの「H」はジャックマーが兼ねてからダブルH戦略として掲げるHappiness(幸福)とHealth(健康)から取られた二つの頭文字である。ジャックマーは、人間が生きる目的は単なるビジネスではなく、最終的にはHappiness(幸福)とHealth(健康)という二つのHに帰結すると語っている。名前の後半部分に活用された「平头哥(ピンドーガー)」は、中国でも日本でもあまり馴染みの無い動物かもしれないが、英語名をMellivora capensis、日本ではラーテルと呼ばれ、別名ミツアナグマ(蜜穴熊)とも呼ばれている。体長は80センチほどと大きくないが、皮膚が分厚く柔軟な装甲となっており、これを最大の武器としてライオンなどのどう猛な動物に立ち向かう果敢な動物として知られる。また、好物の蜂の巣を捕食するため蜂をも恐れず果敢に立ち向かうというユニークな動物である。

(写真は公式websiteより)

「HHB平頭哥(ピンドーガー)」は、音楽活動だけではなかなか生計を立てることが困難である中国社会において、若者の音楽活動をサポートし、リスクを恐れず芸術活動を行う若者たちを支援するインフラとして機能させる目的があるようだ。いずれにせよ、ジャックマーの思い描く教育活動に重要な役割を担うことになりそうだ。今後「HHB平頭哥(ピンドーガー)」が、どんな仕組みを提供してくれるのか非常に興味深い。

(写真は公式websiteより)

ちなみに、2018年に開催された雲栖大会(The Computing Conference)において、アリババは、人工知能処理を専用とする半導体チップを開発する子会社設立を発表しているが、その企業名にも平頭哥(ピンドーガー)」の動物が活用され「平頭哥半導體公司」と名付けられている。果敢にリスクをとって、新しい産業にチャレンジする象徴として、この動物がアリババグループで活用されているようだ。

ジャックマーの幼稚園から高校までの一貫校「云谷学校(ユングーシュエシャオ)」もスタート!

ジャックマーの教育事業への取り組みも合わせてご紹介しておきたい。ジャック・マーが、既に起業家向けに湖畔大学を設立しているお話は以前ご紹介しているが、ここ数年では基礎教育分野にも力を入れている。

(写真は公式websiteより)

参考記事:

アリババやテンセントの創設者たちが、杭州で大学や研究機関を開設し最先端研究に注力|アリババ

3月27日ジャック・マーの起業家育成「湖畔大学」第4期スタート、合格率は2%以下

ジャックマーが杭州設立した云谷学校(ユングーシュエシャオ)は、幼稚園から高等教育までの一貫基礎教育であり、2017年に小学校と中学校、2018年に幼稚園が既に開校している。2020年には高等学校も開講する予定で準備が進められている。

云谷学校(ユングーシュエシャオ)には、10億元(日本円で160億円程度)以上の投資が計画されており、アリババグループからの支援も行われている。杭州の西湖地区に位置し、15年間の学校教育を全てカバーする私立学校であり、最終的には3,000人の生徒を収容できる規模となる。

(写真は公式websiteより)

ユニークな点は、幼稚園では、必須科目に音楽、芸術、体育が指定されており、子供たちの創造的精神を鼓舞し子供たちに文化の基礎を養わせるのだという。中国では、比較的低年齢から、漢詩の記憶や数学教育、将来の受験を意識したドリル教育が推進されているが、云谷学校(ユングーシュエシャオ)では、創造性を重視した教育方針が徹底されているなのである。

云谷学校(ユングーシュエシャオ)は、インターナショナルスクールとして分類されていない。しかし、バイリンガル教育が推進されており、英語教育が重要視されている。第二外国語を積極的に習得することで、言語を単なるツールとして習得するのではなくその背後の文化背景をも理解できるダイバーシティー教育を推進する狙いもある。

近い将来、ビッグデータや人工知能(AI)が発展する中で、多くの伝統的な職業が淘汰されることは明白であり、新しいテクノロジーに置き換えられることのない創造性や芸術的を養成することが重要視されているようだ。

ジャックマーは、2019年1月3日に開催された世界浙江商人協会上海 2018でスピーチを行い、2018年は簡単でない時代の始まりに過ぎないとして、2019年もまだまだ中国経済は困難な時代に直面することを示唆している。

GloTechTrends(グロテックトレンド)としては、今年も重要なトレンド変化に注目しながら皆様に最新のテクノロジー情報をお届けしていくつもりである。

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