IPOブームが継続する中国のFINTECH関連企業。11月4日にはP2P型消費者金融である和信貸(HEXINDAI) がNASDAQへ上場。

中国のFINTECH関連企業が今年アメリカに上場するのは既に4社目となる。宜人贷(yirendai)と信而富(xinerfu, CRF)と和趣店(qudian)の3社はいずれもNYSEへ上場したが、今回の和信贷(HEXINDAI)は、NASDAQヘ上場した初の中国FINTECH企業となる。

 

⌈ HEXINDAIの初日の終値は公募価格を26%上回る順調な滑り出し⌋

相次いでアメリカの証券市場へ上場している中国のフィンテック関連企業であるが、11月4日には中国のインターネット消費者金融企業である和信貸HEXINDAI=証券コードHXが ナスダックに上場した。公募価格は1株当たり10ドルであったが初値は公募価格を50%上回る15ドルをつけ、高値17ドル、引け値は12.66ドルと26.6%公募価格を上回る順調な滑り出しをした。和信貸(HEXINDAI)のメインビジネスは、P2P型の消費者金融システムを構築しプラットホームを管理している。P2P型の消費者金融が爆発的に普及している中国において順調に業績を拡大している。

hexindai stockFrom: yahoo finance 

⌈P2P型の消費者金融プラットホームを運営⌋

和信貸(HEXINDAI)の上場目論見書によると、2013年8月から運営を開始し、メインサービスとしてはP2P型の消費者金融業務を行なっている。

このプラットホームは、2013年8月から運営を開始しており、現在の取引量は既に152億元を上回る規模となっている。プラットフォームを活用した貸し手の収益率は年間で8%から15%となっており、通常の銀行預金よりもはるかに高利回りな運用実績を背景に大量の資金が舞い込んでいる。(https://www.hexindai.com)

2017年3月31日の会計年度では、売上は2290万USDを超え前年同期比92.7%増となっている。収益面でも857.1万USDドルを記録し、前年同期比で142.2%増と公表な財務状況を維持している。

P2P型の消費者金融プラットホーム。一歩間違えば詐欺や不正が引き起こされてしまう危ない橋のようにも見える。FINTECHの技術革新は既存の枠組みや法律概念を超越したところで進んでいるようだ。

GlotechTrends(グローバルテクノロジートレンド)としては、引き続き中国のフィンテック関連企業の動向を注目していく予定である。