「ドリームタウン」でのドローンデリバリーがさらに進化、スタバに加えてKFCも無人配達導入

2ヶ月ぶりにドリームタウン内のアントワーク(迅蚁=Antwork)を訪問してみると3月に開始されたドローンデリバリーの充実が進んでいた。スタバだけでなくKFCも加わり、デリバリーポイントも当初の2箇所から一気に12か所まで拡充している。

 

スタバに続いてKFCもドローンデリバリー導入。ドリームタウンでは無人デリバリー化が加速

ドリームタウン(夢想小鎮)というのは中国浙江省の省都である「杭州」にあるスタートアップ企業が集結する一角の名称である。アリババ本社から2キロほどの絶好のロケーションでもあり、既に1300以上のスタートアップ企業と60社ほどのアクセラレーターが集結し若者たちのエネルギーで活気ある一帯となっている。

参考記事:アリババ城下町「未来科技城」が未来都市へと変貌中!杭州のドリームタウン(夢想小鎮)一角にはスタートアップが集結!

このドリームタウン(夢想小鎮)の一角に位置するスターバックスとドローンデリバリー実現に注力する「迅蚁(Antwork)」社がタッグを組んで、ドローンデリバリーサービスをスタートさせた話題は3月にお伝えした通りである。

参考記事:杭州「未来科技城」ではスターバックスコーヒーのドローンデリバリーが開始!

今回、改めてドリームタウンのスターバックスを訪問してみるとわずか2ヶ月でサービス内容のさらに充実していた。スタバのちょうど反対側に位置するKFCもドローンデリバリーに加わり、スタバのドリンクとKFCのチキンが交互に忙しなく飛来しているのである。

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3月時点ではわずか2箇所だったデリバリーポイントも、この2ヶ月で一気に12箇所までに拡充され、ステーション化を希望する施設からの依頼も殺到しているという。実は、数年前まではドリームタウンは何もない荒野であった。アリババの本社がこの場所に移転してきたことに端を発し、急速にテクノロジータウンとかしている。荒野から発生しただけあって、ドローン飛行に関する厄介な規制もなく、ドローンデリバリーの実験には場所なのである。

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アントワーク(迅蚁(Antwork))社が目指すドローンデリバリー

アントワーク社は、既にアリババのロジスティック部門を担当する菜鳥(CaiNiao)物流や、中国郵政、蘇寧電器などと提携し、効率良いドローンデリバリーシステムの構築を共同研究している。中国では、京東(JingDong)や順豊(shunfeng)といった大手物流企業もドローンデリバリー実現に巨額の投資を行っておりドリーンデリバリーによる無人化物流の実現を目指している。

アントワーク社によれば、現段階で7キロ25リットルの積載量まで難なくドローンデリバリーが可能であり、30キロ以内の距離であれば30分以内のデリバリーを実現する技術が既に確立しているという。

アントワーク社は、今後もドリームタウン内での実証実験を繰り返し、その精度を高めていく予定だという。今後も定期的にドリームタウン内でのドローンデリバリーの進化を皆様にお伝えしていくつもりである。