AI活用タイプの無人コンビニが普及へ?云拿智慧商店(LePick) が上海にオープン!

10/31 AmazonGo型のJustWalkOutコンセプトを実現する無人コンビニ「云拿智慧商店(LePick)」が上海虹橋国際空港にオープンした。人工知能(AI)を活用した無人コンビニが普及ステージに突入である。2019年の受注店舗数は既に300を超え拡大の兆候である。

 

「云拿智慧商店(LePick)」はRFIDを使用せず人工知能(AI)により商品特定!

10/31上海虹橋国際空港にて、人工知能(AI)を搭載するタイプの新型無人コンビニ「云拿智慧商店(LePick)」が正式オープンした。一昨年までは主流であったRFIDタグを活用した店舗運営ではなく、人工知能を搭載したセンサーカメラにより商品を認識しユーザーは店内で決済行為をする必要なしに退店するだけで決済が完了するという。AmazonGoタイプのJustWalkOutを実現する最先端の無人コンビニが、中国でも普及期に突入する兆しが出始めて来ている。

(写真は公式サイトより)

上海虹橋国際空港で開催された「云拿智慧商店(LePick)」のオープンイベントでは、「云拿智慧商店(LePick)」を運営元である云拿科技(CloudPick)の創業者兼CEOの冯杰夫(フォンジェフ)がスピーチを行い、伝統的な小売と新しいテクノロジーの有益な融合店を見つけ出し、国境を超えた新しい小売のあり方を提案すると語っている。

ユーザーは、自らのスマホを開けてアリペイやWeChatから云拿智慧商店(LePick)の自動決済と紐つけるだけで自由に入店可能となる。独自のアルゴリズムエンジンであるCloudPick++を活用し、ユーザーは店内で任意決済プロセスを行うことなく、商品を取り出し店外に退出するだけで自動決済ができる。退店時に、自分のアカウントに購入商品の一覧リストが送信され、数秒後に自動決済が行われるといった仕組みである。ユーザーは、便利で快適なショッピングエクスペリエンスを実現できるというわけである。

(写真は公式サイトより)

現在「云拿智慧商店(LePick)」では、一店舗50平米ほどの店舗にしており、同時に入店できる許容ユーザー人数も20人程度に制限している。今後の人工知能によるディープラーニングを進め、商品特定能力の向上をまって、入場人数を増加するなど、より快適なユーザーエクスペリエンスを提供していく予定だという。

(写真は公式サイトより)

 

云拿智慧商店(CloudPick)は2017年設立のスタートアップ!

云拿科技(CloudPick Technology)は、2017年に上海に設立されたばかりのスタートアップ企業である。創業チームは、シアトルやシリコンバレーで経験を積んだ人工知能関連分野の博士、中国BATなどのトップインターネット企業から優秀な経営陣が集まっている。現在の従業員数は、70名程度で運営されており、直営の店舗は、上海、北京、天津、大連、昆明などで直営店の形で「云拿智慧商店(LePick)」が運営されている。その他にも、他社企業を技術サポートする形で4店舗導入しており、合計で10店舗の運営となっている。

(写真は公式サイトより)

2019年の受注状況は300店舗を超え、米国、日本、韓国、ヨーロッパなどからの引き合いもあるという。

日本でも、人工知能(AI)を搭載したタイプの無人コンビニが登場し、実証実験が展開されているが、今後どのような国家間競争が展開するのか非常に楽しみである。

Facebook
Twitter
Email
Print