無人レストラン領域でも中国巨大IT企業が激突開始! アリババVS 京東(ジンドン)

無人コンビニをはじめ様々な無人化をお伝えしたが、現在最も注目を集める領域が無人レストランである。5/29には京東CMOが8月に新しい無人レストランを中国でオープンし2020年までに1000店舗まで拡大する計画を発表し激化の様相だ。

 

アリババが推進する無人レストラン分野に新規参入の京東(ジンドン)!

テクノロジーを駆使し、レストランを無人化してしまうというユニークな計画を最初に発表したのはアリババである。昨年10月に開催されたアリババのニューテクノロジーのお披露目大会とも言える「雲栖大会」の目玉としてスマートレストランのアイデアが登場した。

その後アリババは、今年の1月28日に杭州市内にアリババ初となる無人スマートレストランを開業したお話しはお伝えした通りである。

参考記事:2017アリババ雲栖大会シリーズ 第2回:「スマートレストラン」登場!まるで「食い逃げ」を楽しむ感覚で決済完了。

アリババと口碑(こうべい)がタッグを組んだスマートレストランが1/28日杭州に正式オープン!

その後、アリババは彼らが推進するニューリテール店舗である「盒馬鲜生」(ファーマーションシェン)上海南翔店においても無人レストランをオープンし、調理シェフ、保温機能、テーブルまでのデリバリーを含めた無人レストランを実現している。

 

京東(ジンドン)が参入する無人レストランとは!?

京東(ジンドン)、5月28日に行われた京東主催のイベントにおいCMO(Chief Marketing Officer)が、今年の夏に無人レストランへの新規参入することを表明した。(場所はまだ未公表)

名称は「京東Joy’s レストラン」といい、ロボットシェフを活用し中国の8大料理から代表するメニュー約40種類を出来立ての提供を可能にするという。料理の注文や、保温、テーブルへのデリバリーなど全ての業務をロボティック化する予定だという。2020年までに他の飲食店と提携し1000店舗にまでに拡大する予定だという。

この報道を受けて、元来無人レストランを手がけて来たアリババグループの「盒馬鲜生」(ファーマーションシェン)上海南翔店の無人レストラン責任者は、そのWeChatのメーメントにおいて「盒馬鲜生」(ファーマーションシェン)が取り組んでいるコンセプトと同じ(ほとんど同じではないか)とのコメントを残している。

アリババグループからすれば、京東(ジンドン)にはいつも後発的にアイデアを模倣している印象があるのはどうしても拭いきれない部分であろうが中国での競争とはいつもこういうものだ。

 

京東(ジンドン)が注力する無人化領域(ロボティック化)

良い機会なので、京東が推し進めている無人化領域をここで整理しておきたい。

1、 無人デリバリー分野

アメリカのシリコンバレーにおいて無人トラックの実験を開始している。ハイウェイーに限定されるものの今までで既に2400時間に及ぶ無人運転テストが完了しており、2020年までのL4での無人トラックデリバリーの実現を目標にしている。

2、 無人ドローンデリバリー分野

西安研究所において、10メートルに及ぶ巨大ドローン(JDY-800)を活用した全天候型ドローン飛行実験を繰り返し、既に1000キロ以上もの飛行に成功している。高度3000Mで840キロの重量の荷物の搭載が可能だといい、2020年までの運用開始を目標に実験が進められている。

3、 無人スーパーマーケット

無人スーパーマーケット分野においても、既に中国全土で16店舗を運営しており、最もよく売れた日で1日あたり25万元(430万円程度)の売り上げを記録している。そのほか、無人コンビニや無人棚の領域でも京東は力を入れている。

参考記事:【無人化の衝撃】明らかになってきたドローン無人化配達計画、中国だけで200万人の仕事が喪失

GloTechTrends(グローバルテクノロジートレンド)としても、加速度をます無人化の動きにより注目していきたい。

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