ByteDance(バイトダンス)が検索エンジン事業強化のため人材採用強化!「百度(Baidu)」に大きな脅威となる?

ByteDance(バイトダンス)は、以前より検索事業に強い興味を示し、2017年末には360捜索から呉凱(ウーカイ)を検索事業の責任者として迎え入れたことでも知られている。そのByteDance(バイトダンス)が、7/31より検索エンジン事業に関する人材採用を強化し、大々的な採用広告を提示したことが関係者の間で注目を集めている。

 

ByteDance(バイトダンス)にとって検索エンジン事業の本格参入は大きな野望!

ByteDance(バイトダンス)は、以前よりニュースおよび情報コンテンツプラットフォームであるToutiao(今日頭条)において、サイト内に組み込まれる形で検索エンジンを提供し、記事や関連商品検索機能を提供していた。それはGoogleや百度(baidu)が展開するような、スタンドアロン形式の独立した検索エンジンではなく、あくまでToutiao(今日頭条)のユーザーだけが使用できる環境で、サイト内での検索機能をメインにしたものであった。

しかしながら、最近ではByteDance(バイトダンス)が提供するアプリ搭載型の検索エンジン機能の優位性が認められる形で、中国のスマホユーザーの間では、百度(baidu)に代表されるスタンドアロン型の検索エンジンを使う依存度が徐々に低下しており、代わりに活用しているアプリから直接的に関連するニュース、情報、製品をすばやく検索することがトレンドになってきているのである。ByteDance(バイトダンス)は、Toutiao(今日頭条)を活用しているユーザーがアプリ内から情報検索することで、検索結果に関連した莫大な広告収益が獲得できるという理想的な仕組みでもある。

 

大きく揺らぐ百度(baidu)の検索エンジン王者の地位!

Googleが2010年に中国市場から撤退してからというもの、百度(baidu)が長きにわたり中国検索エンジンの分野では、独占的な地位を有し有利にビジネス活動を行なっていた。しかし、昨今のByteDance(バイトダンス)の台頭によって百度(baidu)の検索エンジン王者の地位が急速に安泰ではなくなってきているのである。

参考記事:

新BAT時代の幕開けか?アリババ、テンセントに加え新たにバイトダンスのB?

7/31、ByteDance(バイトダンス)が検索エンジン事業の人材強化戦略を前面に出したことで、中国の検索エンジン市場を巡り、両社の対立は、より激化することは間違いないであろう。ByteDance(バイトダンス)はニュースサイトであるToutiao(今日頭条)やショートムービー抖音短视频(ドウイン) = TikTokなど、膨大なユーザー数を誇り、検索エンジン事業との相性も良さそうだ。今後のByteDance(バイトダンス)社の検索エンジン事業の発展の行方と同時に、検索エンジン事業を巡る百度との直接対決から目が離せないと言えるだろう。

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