杭州の本屋「博庫書城」がアリババの天猫(T-Mall)を協力し顔認証購入を導入!

10/26 杭州にある博庫書城天目山路店は、アリババの天猫(T-Mall)のテクノロジーサポートを受け、顔認証決済を導入しスマート本屋さんを開業。ユーザーの購買履歴からオススメ本の提示も行う!ニュー・リテール戦略の裾野が書店の分野にも拡大しつつある。

 

杭州の書店「博庫書城」でも顔認証に自動決済導入!

10/26、杭州北西部にある博庫書城天目山路店は、アリババの天猫(T-Mall)と協力し、QRコードを活用して店内に入店し、買いたい本を店内で選んで、出口で1秒間立ち止まるだけで、顔認証による自動決済という本屋を開業した。

顔認証決済による本屋を開業した博庫書城は、浙江新華書店集団有限公司が100%出資して設立された完全子会社であり、杭州市内の有名ショッピングモールに多くの博庫書城の店舗が入店している。今後、他店舗にも導入していく予定だというが、第1店舗目として博庫書城天目山路店のみが顔認証による自動決済が開始された形である。

博庫書城天目山路店の店舗は、500平米あまりと大きく、歴史、哲学、文学、社会学などの専門書を含めて約4万冊の蔵書があるという。ニュー・リテール戦略の導入店舗として、来店客はもちろん、テクノロジー見学のための来店客が増加しそうな予感である。杭州のニュー・リテール戦略の進捗を確認する場所としては、かならず訪問すべき場所となりそうだ。

 

顔認証による自動決済導入の仕組みとは?

顔認証による決済手法が中国ではだいぶ普及してきているが、博庫書城天目山路店での顔認証決済も、ほぼ同様のロジックで運用されている。ユーザーは入店時にQRコードをスキャンして入店し、店内で気に入った本を手に取り、出口ゲート付近に立てば、RFIDリーダーが本に添付されたRFIDタグを読み取り商品特定する。特定と同時に、センサーカメラで顔認証が行われ顔と紐づく口座から自動決済されるという仕組みである。

 

天猫(T-Mall)での購買履歴を元にオススメをスクリーン表示!

店内には、スマートスクリーンが配置してあり、ユーザーはスクリーンを立ち上げ、自らの天猫(T-Mall)アカウントをリンクさせることで、過去の購買履歴やウェブの閲覧記録などから、人工知能が自動的にユーザーのオススメ商品をスクリーンに提示してくれるというサービスも運用されている。

博庫書城の副社長である張妹華氏によれば、「博庫書城と天猫のニュー・リテール分野での協力は、新たなる知的探究心を刺激し、ユーザーと店舗運営者の双方にとって、効率的なショッピング体験や店舗経営を実現するための新しいアップグレードを提供する。」と語っている。今後、博庫書城はユーザーのデータを分析することによって、読者の好み、購買週間などを総合的に分析し、より正確に推薦図書を選定し、読書のユーザーエクスペリエンスを高めていく計画だという。

ちなみに、アリババの天猫(T-Mall)が本屋さんとニュー・リテール分野で提携しスマート本屋を推進する事例は他にもある。関心ある方は過去記事も合わせて参照して頂けると幸いである。

参考記事:

アリババのスマート本屋が営業開始! 復旦大学隣接の「志達書店」(天猫未来店)!

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