アントフィナンシャルの100億ドルの資金調達が完了

 5/22日100億USD(1兆円超)規模の資金調達が完了。アントフィナンシャルはシンガポール政府系ファンドであるテマセク・ホールディングやセコイ・キャピタルなどから総額1兆円を超える資金調達を完了したようだ。誰もがアントフィナンシャルに投資したがる驚愕の状況だ!

調達資金はさらなるグローバル展開の加速へと投入される!

今回のアントフィナンシャルの巨額資金調達ラウンドに参加したのは、シンガポールの政府系ファンドであるテマセク・ホールディングス(Temasek Holdings)、カーライル・グループとカナダの年金制度投資委員会(CPPIB)、ウォーバーグ・ピンカス、ブラックロック、セコイ・アキャピタルなど世界を代表する複数の有名投資家(企業)ばかりのようだ。それぞれの投資金額は公表されておらず、リードキャピタル、投資手法も正確には明らかにはされていない。一部には上場した時点で株式に転換される商品設計がなされており、現段階では株式による投資ではないとも伝えられている。

投資手法はともかくとして、株式公開前の企業が100億USD(約1兆1000億円)を超える規模の資金調達を1ラウンドで行ったことは前代未聞であろう。空前絶後の調達金額に圧倒されてしまう。調達された資金はアントフィナンシャルが最重点課題と掲げるグローバル戦略の加速のために投入される予定だという。

photo from: ant financial

現在8カ国でグローバルパートナーを選定し拡大中

現在のアントフィナンシャルの海外展開を少し確認しておきたい。現在、海外展開を実行している国は8カ国でありそれぞれの国で現地の有力企業とパートナー契約を提携し具体的な戦略を進行中である。

パートナー企業としては、韓国ではKakao Pay、香港ではCK Hutchson、タイでは、CP(Charoen Pokphand)グループに属するAsendo、マレーシアではCIMB銀行、フィリピンではGlobeおよびアヤラ、インドネシアではEmtek、インドではPaytm、最も最近になってパートナー契約を締結したパキスタンではTMB(Telenor Microfinance Bank)といった具合である。

今回、アントフィナンシャルが調達した1兆円を超える資金が、さらなる海外展開に投入されることとなる。海外展開に関する新しいニュースが続々と舞い込んで来ることは、ほぼ間違いないであろう。GloTechTrends(グローバルテクノロジートレンド)としては、今度もアントフィナンシャルの海外展開の動向を注視し、興味深い動向をレポートしていく予定である。

参考記事:アントフィナンシャルの海外展開について

アントフィナンシャルの世界進出戦略!上場すれば時価総額はアリババさえも凌駕!?三段階ステップ戦略で世界制覇へ!?

3月13日アントフィナンシャルがノルウェー通信大手Telenorと共同でパキスタン進出を発表

アントフィナンシャルのインドネシア展開!3月21日EMTEKと共同でDANA(インドネシア版アリペイ)を正式オープン

Facebook
Twitter
Email
Print