アリペイからQRコードを活用した迷子犬検知システム「ペットコード」(寵物碼)スタート

1/22 アリペイからQRコードを活用して迷子犬の飼い主を特定する「ペットコード」(寵物碼=チョンウーマー)というミニアプリがリリースされた。事前にペットにQRコードを取り付けておけば、たとえ迷子になった場合でも第三者がそのQRコードをスキャンすることで、瞬時に飼い主が特定できるという。

 

「ペットコード」(寵物碼)は、アリペイエンジニアの社会福祉プロジェクト参加から誕生!

1/22、アリペイのミニアプリから「ペットコード」(寵物碼)と呼ばれる、迷子の犬の飼い主を事前に取り付けられたQRコードを活用して瞬時に特定するアプリがリリースされた。

アリペイには、3,000人以上のエンジニアが所属しているが、アリババグループの社風として、仕事以外の時間にボランティアとして社会福祉プロジェクトに参加することが推奨されている。今回の新アプリは、たまたま迷子犬問題の社会福祉プロジェクトに従事することとなったアリペイエンジニアが、そうした社会問題を解決するために思いついたアイデアから商品化されたもので、ビジネス的な成功を目指したアプリではないのだという。

飼い主は、アリペイからミニアプリを開き、 ペット用のQRコードを作成し、事前に犬に取り付けておくことで、いざ自分の飼い犬が迷子になった時にも、第三者がそのQRコードをスキャンすることで、誰の犬なのかを簡単に特定でき、飼い主に連絡できるという。

QRコードを活用して迷子になった犬の飼い主を特定する仕組みは、テクノロジー的には目新しいことがあるわけではないが、エンジニアが社会福祉問題と接点を持つことで、こうした有益なアイデアが誕生してくるのかもしれない。

 

日本で増え続ける認知症よる行方不明者数は平成29年には1万5000人超!

実は、今回アリペイが発表した「ペットコード」(寵物碼)の仕組みは、QRコードを活用した行方不明者の特定機能という意味では、既に日本の多くの自治体で導入されているものだ。

日本では、多くの自治体が「認知症による行方不明問題」の対策手段としてQRコードを活用する動きが広がっているのである。

ここに警視庁が公表する行方不明者に関する資料がある。資料の中に、「認知症に係る行方不明者の届出受理数は、統計をとり始めた24年以降、年々増加し、29年は1万5,863人と、前年 に比べ431人増加。」との記述がある。

参考資料:平成29年における行方不明者の状況について

資料:警視庁公表 行方不明者の推移

決済手段としてのイメージが強いQRコードであったが、本来的な機能としてはモノを一意に特定するというIDのような機能を有しており、そうした機能をうまく応用することで、活用の範囲が広がりそうである。

もっとも中国ではQRコードによる認証から顔認証システムによる認証へと移り変わりつつあり認知症による行方不明者の特定も、QRコードに依存せず、顔認証システムにより実現していくということになるのかもしれない。

いずれにせよ、このシステムにより中国の迷子ペットが現象していくことを期待したい。

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