アリババクラウドがアジア大平洋地区クラウドシェアで2年連続1位を獲得!

4/24、世界的なリサーチ企業Gartnerがアジア太平洋地区のクラウド事業市場シェアを公表し、アリババクラウド(AlibabaCloud)が2年連続で1位に選出された。当サイト(GloTechTrends)の本社があるシンガポールでも、アリババクラウドの広告が非常に目立つようになり存在感は増しているが、市場シェア統計としてもそれが裏付けられた格好である。アリババクラウドは、既にアジア市場では無視できない存在となっているのである。

 

アジア太平洋地域のクラウド事業において首位を独走し始めたアリババクラウド!

4/24、世界的なリサーチ企業であるGartnerが公表したクラウド事業(IaaSおよびIUS)のシェアランキングにおいて、アリババクラウドが、アジア太平洋地区の市場占有率で2年連続1位に選出された。

アリババクラウドのアジア太平洋地区における2018年の市場占有率は、前年から4.7%増加し19.6%となった。アマゾン(AWS)11%、マイクロソフト(Azure) 8%と両社が市場シェア拡大に苦戦する中で、アリババクラウドがアジア市場において独走体制を形成し始めたようにも見える。

(図は、Gartnerの調査結果を元にアリババが独自制作)

 

アリババクラウドは、「アリババグループの司令塔」!

アリババクラウドは、2009年にアリババグループ全体のクラウドコンピューティングをサポートすると同時に、アリババグループ全体のデータインテリジェンス機能を担当する企業として設立された。現在のアリババグループは、ご存知の通りニュー・リテール(新しい製造業)やニュー・マニュファクチュア(新しい製造業)などデータ・駆動型(データ・ドリブン)のユニークなビジネスモデルを次々と誕生させているが、こうしたクリエイティブな新規ビジネスモデル構築を担当し、「アリババグループの司令塔」的な役割を担っているのがアリババクラウドなのである。アリババクラウドがアリババグループ内になければ現在のアリババグループ(アリババ経済圏)の繁栄は実現されていなかったであろう。

(参考資料:ニューリテールとは)

【アリババニューリテール戦略の全貌】第1回:オンラインとオフラインの融合、これぞ新しい小売「O2Oの最先端」だ。

(参考資料:ニューマニュファクチュア(新しい製造業)とは)

【雲栖大会(The Computing Conference)】探訪記①:2018年はニューマニュファクチュア(新しい製造業)元年になるか

(写真:アリババグループとアリババクラウドの関係性 GloTechTrends独自作成)

アリババクラウドは、現在、アメリカ、イギリス、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、日本、香港、インドネシア、インドを含む世界19カ国に56の データセンター(アベイラビリティーゾーン)を開設しており、今年1月末に日本で2つ目となるデータセンターをオープンしたことも話題となった。

アリババクラウドがアジアの諸国で、アマゾン(AWS)やマイクロソフト(Azure)を押さえる形で影響力を強めていることは、日本のビジネスマンとしては押さえておくべき大きなトレンドなのかもしれない。

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