アリババが越境EC「網易コアラ」買収 アリババ動物園にコアラが加わった!

9/6、噂となっていたアリババによる越境EC「網易コアラ」の買収がついに正式に決定した。買収後の「網易コアラ」のCEOには、アリババグループの天猫輸出入事業部で責任者を務める劉鵬が就任する見通しだ。買収金額は、事前報道どおり20億USD(日本円で2120億円程度)となり、アリババの越境EC事業「」と相乗効果を上げる形で統合され、巨大越境ECプラットフォームを形成することとなるだろう。

 

アリババが網易コアラを20億ドル(日本円で2120億円程度)で完全買収!

9/6、アリババは網易との戦略的協力を正式に発表し、アリババグループは網易の傘下である越境ECプラットフォーム「網易コアラ」を20億ドル(日本円で2120億円程度)で完全買収することを発表した。

アリババグループCEOである張勇(ダニエル・チャン)は、「中国の越境ECプラットフォームは、まだ初期段階にあり越境ECは成長している。今回の「網易コアラ」により、アリババは越境EC分野で相乗効果を発揮し、中国の消費者が多くの輸入商品に関する消費体験を効率的かつ持続的に享受できるようになるだろう。」と語っている。

参考記事:

アリババが越境EC「網易コアラ」買収?天猫国際との統合で越境EC事業強化?

一般的に、アリババは事業ごとに可愛らしい動物などの生物のロゴを用いることが多いが、今回の買収でアリババ動物園にコアラが加わったことになる。

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「T-Mall」「アリペイ」などが3分でわかるアリババグループ、ジャック・マーが動物園の園長と称されるワケ

 

網易コアラの独立性は維持されるものの、天猫輸出入事業部から劉鵬がCEOを兼任!

なお、網易コアラの運営は独立したものとなりブランドは維持されるとされているが、CEOには天猫輸出入事業部を統括する劉鵬が網易コアラを兼任することとなる。網易は、アリババと同じく杭州を拠点として発展した歴史を持つEコマース企業であり、中国を代表する双方のEコマース企業が買収され統合されることは、新しい化学反応をもたらすのかもしれない。

ただ、一般的にアリババによる企業買収では、対象となった企業はアリババエコシステムに完全統合されるケースが多い。果たして「網易コアラ」の独立性が継続的に維持されるのか、もうしばらく様子をみる必要がありそうだ。「網易コアラ」と提携関係にある日本企業にとっても、今後の網易コアラの事業運営のあり方は大きな関心ごととなりそうだ。

参考:

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