2019年タオバオ造物祭(Taobao Maker Festival)にも人工肉(オムニポーク)登場!

9/12-25まで開催のアリババ主催タオバオ造物祭(Taobao Maker Festival)2019を訪問してみた。会場は、昨年の杭州西湖湖畔から杭州市内北部に移動して開催されたが多くの人で賑わい、実物ロケット(長征2号)、水中ドローン、3Dプリンタを活用したシューズ作成など数多くの展示が行われた。とりわけ、人工肉で作られたハンバーガーの無料配布に長蛇の列が出来、中国にも人工肉ブームの到来を予感させた。

 

タオバオ造物祭(Taobao Maker Festival)が開催!

毎年9月に杭州で開催されるタオバオ造物祭(Taobao Maker Festival)が9/12-25までの期間で開催された。今年もタオバオ(淘宝網)に出店している有名店舗および個人を中心にたくさんの展示がなされ、多くの見物客で賑わった。

さて、入口を過ぎると真っ先に目に止まったのは、2016年に実際に宇宙飛行を遂げ地球に戻って来たロケット(長征2号)の機体である。大気圏に突入し地球に舞い戻った際の生々しい傷あとをそのままに、全長は44メートル、最大幅は12メートルの機体が展示してある。ロケットの胴体の中では飲食可能となっていたが、機体の生々しい傷跡と提供されている食事がマクドナルドとピザハットだけということもあって、店内でゆっくりと食する来場者はほとんどいなかった。

参考記事:

9月の杭州は一年で最も賑やかになる季節!世界初のロケットレストランも期間限定でお目見え!

タオバオ出店者の人気コーナーとしては、化粧品やアクセサリーを中国の伝統的なスタイルにパッケージデザインした「故宮淘宝」店舗や、唐代、宋代、明代などの漢民族の衣装コーナーなどに多くの人だかりが出来ていた。聞くところによると、中国では最近伝統的ファッションスタイルが流行しており、古風なファッションに注目が集まっているのだという。

 

香港の人工肉企業ライトトリートがオムニポークの試食会を開催!

会場の中心部分にひときわ目立つ行列があったので立ち寄ってみると、そこは人工肉無料試食コーナーであった。既に肉団子は品切れだったので、ハンバーガーを注文してみると、極めてライトな豆腐ハンバーグのような味覚であった。

人工肉の製造元を聞いてみると、人工肉製造企業として有名な香港企業である「ライトトリート」社だという。ライトトリート社は、既に香港で2018年から人工肉の販売を開始しており、香港内のレストラン1000店舗以上で既に販売されている。今年9月下旬から満を持して中国での販売を開始するようだ。

試食供給されたハンバーグは、ライトトリート社の主力商品の「オムニポーク」であり、気になる販売価格は現時点では本物の豚肉よりも1.5倍ほど高い設定なのだという。通常の豚肉と比べて、コリステロール、カロリー、脂肪分などを抑え、逆に鉄分、カルシウム、繊維などを多く含んでおり体に優しい健康食としてブランディングされるようだ。

9月下旬より天猫公式店舗で販売開始予定とのことなので、気になる方は是非天猫のサイトから購入してお試しいただきたい。

人工肉と言えば、今年5月に株式公開を果たし株価も堅調なアメリカのビヨンド・ミート社や、ビルゲイツなど著名人も出資していることで有名な同じくアメリカのインポッショブル・ミートが有名であるが、ここに来て香港企業の注目度が急速に高まっているようだ。人工肉を巡る国際競争の行方も今後楽しみなテーマとなりそうである。

タオバオ造物祭(Taobao Maker Festival)2019で残念だった点は、MR(Mixed Reality、複合現実)技術を活用した未来型ショッピング体験「MR买啊(MRマヤ)」のブースがメンテナンスで入場出来なかったことである。MR(Mixed Reality、複合現実)の技術は、昨年のタオバオ造物祭(Taobao Maker Festival)2018で発表され未来のショッピングスタイルとして注目を集め、今年のアップグレードが期待されていただけに非常に残念であった。MR(Mixed Reality、複合現実)のアップグレードについては、また別の機会で皆様に情報をお伝えするしかなさそうだ。

参考記事:

未来のショッピングを提示した淘宝造物節(Taobao Maker Festival)が閉幕!
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