9月に杭州で開催されるアリババ2大イベント予告①【淘宝造物節(Taobao Maker Festival)】

杭州が一年で最も賑やかになる季節がやってくる。先陣を切って9/13-16、クリエーターのモノ創り精神を刺激する淘宝造物節(Taobao Maker Festival)が始まる。今年はアリババとマイクロソフトがコラボしたMR(複合現実)技術に注目が集まっている!

 

アリババの2大テクノロジーイベントが9月に同時開催!

実は杭州の夏も日本同様の猛暑となり連日40度を超える猛暑が続いた。ようやく、暑苦しい夏が過ぎこれから紅葉に向かう約2ヶ月は杭州が最も美しくなる季節である。世界遺産である西湖の周りを紅葉時期に散策すれば、誰もが世界遺産であることに納得し、魅了されるのもこの時期である。

秋の杭州の風物詩として、中国全土から大勢の人が集まる有名な2つのテクノロジーイベントがある。2つともアリババが開催するイベントでありクリエイターのモノつくりの感性を刺激する淘宝造物節(Taobao Maker Festival)とアリババの先端テクノロジー技術の祭典である雲栖大会(The Computing Conference)である。雲栖大会(The Computing Conference)については、2016年にニューリテール戦略を発表した場所として有名であるが、GloTechTrends(当サイト)としては昨年もスマートレストランやDamoアカデミー設立に関する速報レポオートを行なっている。アリババの重要コンセプトはここで発表されることも多い。

GloTechTrends(当サイト)としては、今年も現地から2つのイベントの最新イベント動向をお伝えする予定なので、興味ある方はフォローして頂けると幸いである。今年は何が発表されるのか、今から非常に楽しみである。

 

2018年の淘宝造物節(Taobao Maker Festival)の目玉はMR(複合現実)を活用した「未来のショッピング体験」コーナーか?

杭州の中心部のある西湖のほとりには、既に淘宝造物節(Taobao Maker Festival)の会場が設営されている。9/13から4日間に渡りクリエーターたちのモノ創りスピリッツを刺激する様々な展示や催しが行われる。第1回目となった2016年の淘宝造物節は上海で開催されたが、2度目となる2017年からはアリババの拠点がある杭州で開催されるようになった。昨年の淘宝造物節では、AmazonGoのようなJustWalkOutの無人コンビニコンセプトをレストランシーンにも応用し、食事も食べて立ち去るだけでお会計完了という「タオカフェ」のデモが公開され注目を集めたことでも有名なイベントである。

さて、今年のイベントに先駆けて入手した情報によれば、今年の淘宝造物節(Taobao Maker Festival)では、アリババとマイクロソフトの技術がコラボレーションしたMR(Mixed Reality/複合現実)の技術がイベントの目玉として登場するのだという。

 

アリババがマイクロソフトとの共同技術で目の動きだけでお買い物できる?

MRと言えば、2016年にマイクロソフトが開発した「Microsoft HoloLens」のデバイスが有名であるが、今回のイベントでは、マイクロソフトとアリババがそれぞれ20%と80%のエンジニアを派遣し共同チームを構成し、MRをふんだんに織り込んだ「未来のショッピング体験」会場を設営すると言う。300平方メートルほどのエリアに用意された「未来のショッピング体験」コーナーでは、MicroSoftのHoloLensをベースとしたMRグラスをかけて入場し楽しむ設計で、目の動きやゼスチャーだけで、空間に配置された商品を買い物かごに落とすこともできるのだという。今から「未来のショッピング体験」の訪問が楽しみである。

MR(Mixed Reality)技術を活用すると、仮想的な現実を楽しむVR(Virtual Reality)や現実の世界を拡張するAR(Augmented Reality)と異なり、現実世界と仮想世界をより密接に融合させ、バーチャルな世界をよりリアルに感じることができるのだという。噂では、MR(Mixed Reality)のテクノロジーを活用し、故宮を復活させる仕掛けもあるという。紫禁城に居を構えた最後の皇帝となった溥儀がMRで蘇るとも言われているが果たしてどうであろうか。

いずれにせよ、どんな未来のショッピング体験ができるのか非常に楽しみであり、未来のショッピング体験というのが今回のイベントのキーワードになりそうな予感である。

その他、会場は6つのセクションに分かれ、「メインストリート」「不思議な都市(奇市)」「オタクの街(宅市)」「無形文化(文市)」「アンティーク(宝市)」「ナイトマーケット(夜市)」などのコーナーがあり、どれも非常に楽しみである。

GloTechTrends(グロテックトレンド)は、シンガポールを本社としているが中国での営業拠点は杭州に設けている。今月は現地からこの2つのイベントに関する情報を最大限お届けする予定でいるので是非楽しみにして頂きたい。明日は、もう一つのアリババ最大級のイベントである雲栖大会(The Computing Conference)についても、過去発表された内容をおさらいしつつ、今回のイベントの直前情報について整理するつもりである。

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