CES 2018年がラスベガスで開幕、4500社超の参加企業のうち中国勢が1500超を占め存在感を増す 

2018年のCESは1月9日から12日までラスベガスで開催され17万人の来場客が見込む。今年のCESは出店企業の3分の1超の1551社を中国勢が占め存在感を増している。CES2018に登場したおもしろガジェット情報も合わせてお届け。

 

2018年のCESは、中国系の参加企業数が増大し中国が存在感を高める

 2018年のCES(International Consumer Electronics Show)が1月9日に開幕しラスべカスで12日まで開催される。2018年は昨年を上回る4500の企業と団体が参加しおよそ17万人の来場客を見込まれる。

国別の参加企業数を比較してみると、開催国であるアメリカから最多である1600強の企業と団体が参加している。第2位にはアメリカに匹敵する1551社を送り込んだ中国が占め、ますますIT分野で中国企業が存在感を高めている。CESから公表された145ページにも及ぶ参加企業リストのうちで、企業名が深セン(Shenshen)から始まる企業だけで15ページ分(約1割)にも及ぶことからも、中国勢の存在感が高まっていることが理解できる。

【参考ウェブサイト】2018 Exhibitor List(PDF)を参照

具体的な中国勢の参加企業としては、当サイトで何度もご紹介しているアリババを筆頭に、百度(Baidu)、華為(ファウェイ)、小米(シャオミー)に加えて顔認証技術のMegvii(Face++)、や音声認証のiFLYTEKなども参加し新しいテクノロジーの紹介を行なっている。

 

CES2018にて発表されたユニークなプロダクト及ぶガジェット

さて、良い機会なのでこの場を借りて今年度のCESに登場した面白い製品やガジェットを一部ご紹介しておきたい。

1、サムスンから発表された146インチ(12フィート)テレビ、その名も「The Wall」韓国

samsung The Wall MicroLEDphoto from: 36kr

サムスンからモジュールによる組み立て型の大型テレビが発表された。壁一面を覆い尽くした146インチの超巨大テレビは、その名もズバリ 「The Wall」(壁)。サムスンは、CESの開催前夜に146インチ(12フィート)に及ぶ巨大画面テレビを展示し会場を驚かせた。実際には、モジュール型の組み立てテレビであり、ユーザーの好みに応じて好きなサイズに調整することが可能なスクリーン組み立て型のテレビである。LED技術を用いたディスプレイであるだけでなく、薄型かつ高度な画質を保持するという。サイズを調整できるテレビが新しいトレンドとなるのだろうか?

 

2、スマートスーツケース「CX-1」ForwardX Robotics 中国」

まるでペットの犬のように所有者についてくるスマートスーツケース。中国のForwardX RoboticsがCESで公開したスマートスーツケース「CX-1」は、人工知能搭載型のスマートスーツケースであり、所有者を自動で追跡する仕組みが取り入れられている。ロックには、顔認証技術が採用され防犯面の機能性も高い。

「CX-1」には障害物を回避するセンサーと四輪駆動のタイヤが備え付けられており、170°の広角カメラが危険物を察知する。しかも、所有者はコントローラーを使用することなく、ゼスチャーだけでこのスマートスーツケースを制御することができる。誰かが盗もうとするとアラームを発信するなど、まさに次世代の楽しみなスーツケースがお目見えした。

 

3、スマートマットレス Magniflex イタリア

photo from:Nicolas Vega,nypost

イタリアのMagniflex社からインテリジェントマットレスが発表された。使用するユーザーのイビキを感知すると、自動的に優しくユーザーの頭を持ち上げたり、移動させたりし呼吸の安定を図るために枕の位置や体の向きの調整を行うという。

さらに、Magniflex社のインテリジェントマットレスは深い睡眠時に実現する呼吸パターンを記録しユーザーがしっかりと熟睡できているかのレポーティング機能も搭載している。もちろん、室温や部屋の明るさという睡眠の前提となる部屋の条件もユーザーの好みに応じて調整することが可能だという。

こんなスマートなマットレスを使用すれば、無呼吸症候群などの睡眠障害の原因となる深刻な病気とも安心して向き合うことが出来、睡眠不足を解消できるかもしれない。ただ、現段階ではマットレス一枚で2万ドルもするから実用化は、もう少し先かもしれない。

 

4、コンパニオンロボット「Buddy」  BLUE FROG ROBOTICS フランス

photo from:36kr

最後に、CES 2018 Best Innovation Awardを受賞した超かわいい交流型コンパニオンロボットである 「Buddy」をご紹介したい。家族全員のコンパニオンでもあり、アシステント的な役割をこなすお手伝いロボットである。その対応範囲は、家電の管理や住宅の監視から子供との遊びまで、家庭における多くの役割を担う交流型のスマートロボットである。

フランスの企業であるBLUE FROG ROBOTICSが開発したBUDDYは、昨年パリで開かれたCESで正式に発表され人々の注目を集めた。今回のラスベガスのCES2018でも「CES 2018 Best of Innovation Award」の栄誉とともに展示されている。

CES2018は、9日(アメリカ時間で)から始まったばかりである。今年も大企業やスタートアップを問わず多くの新しい発表がなされるだろう。現在まだ開催されたばかりのCES2018であるが、12日までの開催期間中にどのような新しい発表がなされるのか非常に楽しみである。