価格破壊が既に後付けスマートロックの分野に! ガジェット  SHERLOCK / 中国

日本では2015年をスマートロック元年と呼び、数々の面白いスマートロックが発売された。ソニーと共同で開発しているQrioや株式会社フォトシンスのAkerunなどが有名であり、Airbnbやシェアオフィス、シェアスペースなど活用事例も増え評判もなかなかだ。

2015年は、スマートロック元年と言われるがそれはなにも日本に限った動きではない、欧米や中国を含めて世界のトレンドなのである。

今日は、スマートロック業界の中でも、2015年に設立され注目を集めている中国企業の製品「SHERLOCK」を取り上げてみたい。

お値段も日本勢よりも廉価に抑え機能も充実している。

スマートロックphoto from:sherlock

「SHERLOCK」スマートロックは、Qrioと同じように、最初はクラウドファンディングで資金調達し(2200万程度を調達 2016年)第一弾の商品が2016年に販売され人気を博した。2017年7月にそのアップグレード版が発売され、 機能が大幅に拡張されることとなった。

「SHERLOCK」スマートロックは、小米(シャオミー)、ハイアールなどと共同で開発するスマートホームを統括するアプリに標準搭載され、スマートロック企業として存在感を増している最中である。

 

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1、いわゆるスマートロックとしての標準機能。

スマートフォンを活用してのドアの開け閉め。方法は主に二つ。

 (1)専用アプリをダウンロードしてのドアの開錠。

 (2)Wechatウィジット(わざわざ専門のアプリをダウンロードしなくても、Wecahtの基本アプリに、搭載されるような機能)での開錠。

2、元のドアの状態を保存したまま、簡単後付け装着可能。

強力な両面テープを用い所要時間は1分で装着。

3、管理者は、それぞれのユーザーのIDを作りIDごとに異なった権限を付与できる。一回だけのドアの開錠権限から期間や時間を特定した開錠権限など、様々な鍵の設定可能。

4、管理者は鍵の使用状況ログをリアルタイムでアプリから確認可能。

5、Bluretoothにより、ユーザーがドアに接近すると自動開錠可能。5メートル以内に接近すると3秒以内に開錠設定可能。

6、スマートロック装着後も、従来の鍵も使用可能。

7、ドアの外部に施錠ボタンがあり、外出時は、外出後にそのボタンを押せば、内側からドアの鍵が施錠される。

8、子供用の安全モード機能。大人が子供を部屋に残したまま外出するようなケースを想定し、内部からドアがあかないような安全面を考慮した設定可能。

9、車の鍵のような形式の開錠デバイスを別売り販売。スマートキーに不慣れなユーザー、例えば、老人や幼児などのため、別売りの開錠ボタンキーを販売。1回ボタンを押すと開錠、2回ボタンを押せば施錠となる。複数の色があり、39元(640円)/一個。

 

スマートロックphoto from:sherlock

10、1回の充電で約1年間継続使用可能。USBケーブルにて充電可能なバッテリーを使用しており、別売りの充電キッドを購入することなく充電可能。

電気残量が20%以下になると、アプリから通知がくる。

11、商品サイズ 128mm, 62.5mm 73.5MM  重さ434G 

以上、日本で人気を博しているスマートロックを比較しても機能面で、それほど遜色はないのではないだろうか。

さて、問題の価格である。完全売り切りで699元(およそ11400円)。ユーザーに月極めで負担させるようなランニングのコストも一切発生しない。アプリの言語対応に関しては、現在は中国語と英語だけで日本語対応していないが、それなりのオーダーが見込めるならば、多言語化の対応も行う方針だと言う。

 

Glotechtrendsで先方に電話確認したところ、日本のドアは様々なタイプがありドアタイプを確認する必要があるが、東南アジアにおいては、既にテスト済みでほぼ問題なく装着できるという。さらに今後は、生体認証での鍵の制御も含めて、さらなるバージョンアップの開発を進めていく予定だという。また新しく面白い企業が誕生し業界を賑わせている。